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チラシ・名刺のQRコードの作り方 刷った後に行き先を変え、媒体ごとの反応を比べる

チラシや名刺、案内状に載せるQRコードを、刷った後でも行き先を変えられる形で作る段取りをまとめました。短縮URLを挟むしくみ、媒体ごとの分け方と名前の付け方、試し刷りのチェック、結果の見方、サービスを選ぶときに確かめることを、図と表で説明します。

公開 約7分ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆チェック済み
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チラシ・名刺のQRコードの作り方 刷った後に行き先を変え、媒体ごとの反応を比べる

この記事でわかること

  • QRコードの中身を短縮URLにしておくと、刷った後でも行き先のページだけを差し替えられます。
  • チラシ・名刺・案内状など媒体ごとにQRコードを分けて名前を付けると、どこから開かれたかを比べられます。
  • 刷る前に、有効期限・行き先の変更の条件・途中の広告・やめたときの扱いを確かめておくと安心です。

チラシや名刺、移転の案内状にQRコードを載せる場面は、広報や総務、営業事務の仕事でよくあります。ただ、QRコードは刷ってしまうと直せません。この記事では、刷った後でも行き先を変えられるQRコードの作り方と、媒体ごとの反応を比べる段取りを、図と表でまとめました。

印刷物のQRコードで困りやすいこと

QRコードは、1994年にデンソーウェーブが発表した2次元コードです。同社によると、2002年に読み取り機能のある携帯電話が発売されたことをきっかけに一般に広まり、今では名刺や電子チケットなど、さまざまな所で使われています。手軽な反面、印刷物に載せたQRコードには、次のような困りごとがつきものです。

  • キャンペーンが終わったのに、配ったチラシのQRコードが終了のページへつながっている
  • ホームページを作り直してURLが変わり、名刺のQRコードから開くとページが見つからない
  • チラシと名刺と展示会の資料のうち、どれから見に来てもらえたのかが分からない

1つ目と2つ目は「刷ったら直せない」こと、3つ目は「どこから来たか分からない」ことが原因です。家の住所を変えたとき、郵便局に転居届を出しておけば古い住所あての手紙も届くように、QRコードにも「転送」の役目を挟んでおくと、この2つをまとめて解決できます。

短縮URLを挟むと何が変わるのか

QRコードの中身を、ホームページのURLそのものではなく、短縮URLにしておきます。短縮URLのサービスは、開かれた回数を数えたうえで、いま設定している行き先へ転送します。行き先は、サービスの管理画面からあとで変えられます。

図解。上段はしくみ: 印刷物(チラシ・名刺・案内状、QRコードの中身は短縮URL、刷るのは1回で行き先が変わっても刷り直さない)から、短縮URLのサービス(開かれた回数を媒体ごと・日ごとに数え、いまの行き先へ転送する。行き先は管理画面で変える)を通って、行き先のページ(はじめは秋の案内のページ、あとから冬の案内のページに変更)へ。中段は媒体ごとに分けて作る例: チラシは配った地域や号ごとに1つ、名刺は部署や展示会用の版ごとに1つ、案内状・DMは送り先ごとに分けることもできる、展示会の資料は催しごとに1つ。下段は名前の付け方の例: チラシ 2026年11月号 北区はキャンペーンのページへ、名刺 営業部 2026年版は会社案内のページへ、移転の案内状 2026年11月は新しい事務所の地図へ。まとめ: QRコードは刷った瞬間から直せない入口になる。短縮URLを挟んでおけば入口はそのままで行き先だけを変えられる。
短縮URLを挟んだQRコードのしくみと、媒体ごとの分け方・名前の付け方の例作成: 編集部 / もとの資料: MiraqLink「使い方」「よくある質問」、デンソーウェーブ「QRコードドットコム」
媒体 QRコードの分け方の例 分けると分かること
チラシ 配った地域や号ごとに1つ どの地域・どの号の反応がよかったか
名刺 部署や展示会用の版ごとに1つ 名刺から会社案内を見た人の数
案内状・DM 送り先ごとに分けることもできる 誰が案内を見たか
展示会の資料 催しごとに1つ 催しのあとに見に来た人の数

媒体ごとに分けておけば、同じ行き先でも「どこから開かれたか」を比べられます。1つのQRコードを全部の印刷物に使い回すと、合計の回数しか分かりません。

刷るまでの7つの段取り

図解。7つの段取り: 1載せる媒体を書き出す(チラシ・名刺・案内状など媒体と部数を一覧に)、2行き先のページを決める(トップではなく案内したいページへ)、3媒体ごとに短縮URLを作る(あとで見分けられる名前を付ける)、4QRコードを保存する(印刷物はSVG、WordやPowerPointはPNGが向く)、5試し刷りで読み取る(大きさ・余白・紙の色で読めるかを複数の端末で)、6配って数を見る(媒体ごとの開かれた回数と日ごとの動き)、7行き先を見直す(案内が終わったら次のページへ差し替える)。刷る前のチェックは2つの枠。止まらないか: リンクの有効期限、無料の範囲で行き先を変えられるかと回数の上限、アカウントを消すとQRも開けなくなるか、担当者が替わったら管理のアカウントを引き継げるか。読む人に失礼にならないか: 開いた人に広告のページを挟まないか、行き先を確かめる仕組みがあるか、開いた人の何が記録されるか、QRの近くに詳しくはこちらなど行き先を一言で。まとめ: 決めておくのは媒体・行き先・名前・見直す日の4つ。
QRコードを刷るまでの7つの段取りと、刷る前に確かめること作成: 編集部 / もとの資料: MiraqLink「使い方」「料金」「よくある質問」
  1. 載せる媒体を書き出す: チラシ・名刺・案内状など、媒体と部数、配る時期を一覧にします。
  2. 行き先のページを決める: 案内したいページのURLを確かめます。
  3. 媒体ごとに短縮URLを作る: あとで見分けられる名前を付けます(下の表)。
  4. QRコードを保存する: MiraqLinkの使い方の説明では、印刷にはSVG、WordやPowerPointにはPNGが向いているとされています。
  5. 試し刷りで読み取る: 実際の大きさ・紙・色で刷り、複数の端末のカメラで読めるかを確かめます。
  6. 配って、数を見る: 媒体ごとの開かれた回数と、日ごとの動きを見ます。
  7. 行き先を見直す: 案内が終わったら、次の案内のページか、会社案内のページへ差し替えます。

名前の付け方は、媒体・時期・場所が分かる形にそろえておくと、担当者が替わっても迷いません。

媒体 名前の例 行き先の例
チラシ チラシ 2026年11月号 北区 キャンペーンのページ
名刺 名刺 営業部 2026年版 会社案内のページ
案内状 移転の案内状 2026年11月 新しい事務所の地図

試し刷りで確かめること

QRコードが読めないと、それまでの準備がむだになります。デンソーウェーブは、QRコードを印刷するときの注意として、次の点を挙げています。

  • QRコードのまわりに、何も印刷しない余白(マージン)を確保する。上下左右それぞれ、QRコードを作る四角い点(セル)4つ分以上が必要。
  • セルが大きいほど読み取りやすい。印刷できる範囲で、できるだけ大きく印刷するのがよい。
  • QRコードの大きさは、入れる情報の量(バージョン)と、セル1つを何mmで印刷するかで決まる。

ここから言えるのは、入れる文字が少ないほど、同じ大きさでもセルを大きくでき、読み取りやすくなるということです。長いURLをそのまま入れるより、短縮URLを入れたほうが、名刺のように小さな場所でも読み取りやすいQRコードを作りやすくなります。

試し刷りでは、次の組み合わせで読み取ってみます。

確かめること 見るところ
大きさ 名刺やはがきなど、いちばん小さく載せる媒体で読めるか
余白 文字や写真、紙の端がQRコードに近すぎないか
紙と色 光る紙、濃い色の背景、色の薄いインクで読めるか
端末 iPhoneとAndroidなど、2台以上のカメラで読めるか
行き先 読み取った先が、意図したページか

結果の見方と、数字の注意

配ったあとは、媒体ごとの開かれた回数を比べます。チラシは配った枚数が違うことが多いので、回数をそのまま比べるより、配った枚数で割って比べると公平です。

数字は目安として扱います。LINEやSlackなどのチャットにURLが貼られると、プレビューを作るために先に開かれることがあり、検索エンジンのボットが読みに来ることもあるからです。MiraqLinkは、ボットと名乗るアクセスやデータセンターからのアクセスなどを、自動のアクセスとして除いて数えると説明しています。それでも、すべては見分けられないと明記しています。

部署で決めておくルール

QRコードは、作った人しか中身が分からなくなりがちです。担当者が替わったときに困らないよう、部署で次のことを決めておきます。

決めること 決め方の例
作る人 広報か総務がまとめて作る。各部署は作ってほしい媒体を依頼する
名前の付け方 「媒体 時期 場所」の順にそろえる
管理のアカウント 担当者個人のメールアドレスでなく、部署で共有できる形にする
一覧の置き場所 媒体・部数・配った時期・行き先を1つの表にまとめ、共有フォルダに置く
見直す時期 案内が終わる日と、年に1回の点検の日を決める

サービスを選ぶときに確かめること

短縮URLのサービスはいくつもあります。印刷物に載せるなら、次の点を先に確かめます。

確かめること 理由
リンクの有効期限・試用期間 期限が過ぎると、刷ったQRコードが開けなくなる
無料で行き先を変えられるか 変更に回数の上限や条件があることがある
開いた人に広告を見せないか 取引先やお客さまに広告のページを挟むと印象が悪い
危険なサイトへの転送を防ぐ仕組み 自社のQRコードが悪用されないように
開いた人について何が記録されるか プライバシーへの配慮を説明できるように
やめたときの扱い アカウントを消すと、刷ったQRコードも開けなくなることがある

例として、ミラクシード株式会社の短縮URLのサービス「MiraqLink」の公式サイトの説明をまとめます(2026年10月23日時点)。

  • 無料プランがあり、試用期間はありません。作ったリンクに有効期限はありません。
  • 作ったすべてのリンクの行き先を、あとから変えられます。無料プランには、行き先の設定(作成と変更)が月10回まで、登録から7日間は同じドメインの中でだけ変えられる、などの条件があります。
  • 転送の途中に広告のページを挟みません。無料プランで広告が出るのは、MiraqLinkの画面だけです。
  • QRコードはPNGとSVGで保存できます。
  • 送り先の名前の一覧を貼り付けると、送り先ごとのリンクをまとめて作れます(1回に1,000件まで)。
  • 行き先は、作るときと変えるときにGoogle Web Riskで確かめ、その後も定期的に確かめます。
  • 分かるのは、開かれた日時と回数、国・地域、参照元のページ、端末の種類です。名前やメールアドレスは分かりません。
  • 有料プラン(Lite・Pro)では、はがき・DM用のQRコードをまとめてダウンロードするなどの機能が使えます。有料プランの申し込みの受け付けは準備中です。
  • アカウントを削除すると、印刷物に載せたものを含めて、すべての短縮URLが開けなくなります。

料金は公式の料金のページで確かめてください。営業メールでの使い方や、開封の数字がずれる理由は、サービス・システム大全の営業メールの「開いた」は本当かでくわしく説明しています。

今日からできること

  1. 今配っている印刷物のQRコードを、スマートフォンで読み取って、行き先がいまも正しいか確かめる。
  2. 次に刷るチラシ・名刺・案内状を一覧にし、媒体ごとの名前と行き先を決める。
  3. 短縮URLのサービスの有効期限・変更の条件・やめたときの扱いを、公式の説明で確かめる。
  4. 行き先を見直す日をカレンダーに入れ、担当者が替わっても引き継げるようにしておく。

この記事で例に挙げた「MiraqLink」の運営会社(ミラクシード株式会社)は、編集部と付き合いのある会社です。QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

よくある質問

QQRコードを使うのに、申請や使用料は要りますか。

A開発したデンソーウェーブは、JISやISOの規格に従って使えば申請は要らず、商用でも使用料は要らないと説明しています。「QRコード」という名前はデンソーウェーブの登録商標です。

Q短縮URLのサービスをやめたら、刷ったQRコードはどうなりますか。

Aサービスによって違います。たとえばMiraqLinkは、アカウントを削除すると、印刷物に載せたものを含めてすべての短縮URLが開けなくなると説明しています。部数の多い印刷物に載せる前に、やめるときの扱いを確かめておきます。

Q開かれた回数は、そのまま信じてよいですか。

A目安として扱います。チャットに貼られたURLのプレビューや、検索エンジンのボットなど、人でないアクセスが混ざることがあるためです。自動のアクセスを除いて数えるサービスもありますが、すべては見分けられないと説明されています。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)

執筆

ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の資料・公的な統計などの一次情報を調べて、バックオフィスの仕事・ビジネスマナー・会社のしくみの解説記事と図解を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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