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建設キャリアアップシステムの登録 事業者と技能者の手順と費用

元請から建設キャリアアップシステムの登録を頼まれたら、会社の事業者登録を先に済ませ、技能者を登録します。要る書類、登録料と毎年の利用料、現場でのカードの運用までの流れが分かります。

公開 更新 約4分執筆・監修:佐々木 航人が監修しながらAIを活用して執筆
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建設キャリアアップシステムの登録 事業者と技能者の手順と費用

この記事でわかること

  • 事業者登録を先に、技能者登録はあと。申請はネットか予約制の窓口で。
  • 事業者登録料は資本金で決まり、資本金1,000万円以上なら24,000円で5年有効。
  • 会社が毎年払うのは管理者IDの利用料で、1IDあたり11,400円。

元請から「建設キャリアアップシステムに登録しておいてください」と言われたら、最初にするのは会社の事業者登録です。技能者の登録はそのあと。順番を逆にすると、技能者を会社に所属させる手続きで手間が増えます。

費用は、事業者の登録料、毎年の管理者IDの利用料、技能者の登録料の3つ。現場の利用料を払うのは、現場を登録した元請です。料金は運営する建設業振興基金の公式サイトで、申し込む前に確認しておきましょう。

登録は、事業者、技能者、現場の順に

図解。建設キャリアアップシステムを事業者登録、技能者登録、現場で使うの3段階で、下請の会社、技能者、元請の会社ごとに示した表。下請の会社は、会社の情報を申請し建設業許可や社会保険の加入などの証明書類を添え、登録料は審査のあとに請求。技能者の分は代行申請もできる。現場では元請が登録した現場に自社の技能者と職長などの立場を入れる。技能者は本人の情報を申請し、写真付きの本人確認書類がない人は窓口だけで申請できる。現場では入退場のたびにカードリーダーにタッチし就業履歴を残す。元請は事業者登録を現場を開く前に済ませ、現場と契約の情報を登録しカードリーダーを置き、現場利用料を払う。
下請の会社、技能者、元請が、登録から現場の運用までにすること作成: 編集部 / 出典: 建設キャリアアップシステム

建設キャリアアップシステム(CCUS)は、技能者の資格や、どの現場でどの立場で働いたかを、業界共通のしくみで残すためのものです。公式サイトは、事業者登録を先にし、技能者登録をあとにする順番を勧めています。所属する事業所の登録がスムーズになるからです。1

申請の方法は2つあります。パソコンやスマートフォンで出すインターネット申請と、認定登録機関の窓口に出す方法です。窓口は書類の受け取りや記入の手伝いをしてくれますが、ほとんどが予約制なので、先に電話で受付時間を確認します。技能者で写真付きの本人確認書類がない人は、窓口でしか申請できません。1

会社がまとめて申請する代行申請もあります。技能者が多い会社なら、一括申請用のExcelの書式を使うと、1人ずつ入力する手間が省けます。代行申請では、申請する本人の同意書が要ります。1

費用は3つ、毎年かかるのは1つ

図解。事業者登録料は5年ごとで資本金で決まり、一人親方0円、500万円未満6,000円、500万〜1,000万円未満12,000円、1,000万〜2,000万円未満24,000円、2,000万〜5,000万円未満48,000円、5,000万〜1億円未満60,000円、1億〜3億円未満120,000円、3億円以上は24万〜240万円。技能者登録料はインターネットの簡略型2,500円、詳細型4,900円、カードの再発行1,000円。カードは発行から9年経過後の最初の誕生日まで。管理者ID利用料は毎年1IDあたり11,400円、一人親方2,400円、現場管理者のIDは無料。現場利用料は1人日・1現場あたり10円で、現場を登録した元請が払う。例として資本金1,000万円の会社が管理者IDを1つで始めると、1年目は35,400円。
建設キャリアアップシステムの登録料と利用料(税込・2026年11月時点)作成: 編集部 / 出典: 建設キャリアアップシステム「CCUSの利用方法・料金」

事業者登録料は資本金で決まり、有効期間は5年です。資本金1,000万円以上2,000万円未満なら24,000円、一人親方は0円。登録料は審査が終わったあとに郵送で請求されます。2

毎年かかるのは、管理者IDの利用料です。1IDあたり11,400円で、一人親方は2,400円。最初の1IDは事業者登録をすると自動で作られ、登録料とは別に翌月に請求書が届きます。現場管理者として登録したIDには、この利用料がかかりません。2

技能者の登録料は、インターネットの簡略型が2,500円、詳細型が4,900円です。窓口で申請するときは詳細型になります。カードの有効期間は、発行から9年がたったあとの最初の誕生日まで。申請するときに60歳以上の人は14年目の誕生日まで、本人確認書類を出していない人は2年目の誕生日までです。2

技能者の登録料を会社と本人のどちらが払うかは、公式サイトの料金の案内には書かれていません。社内で決めて、技能者に先に伝えておくと、あとの行き違いを防げます。

現場の利用料は、1人日・1現場あたり10円。現場と契約の情報を登録した元請に、月末締めで請求されます。たとえば20人が50日働けば10,000円です。2

申請の前にそろえる書類

事業者の申請では、建設業許可や社会保険の加入などを示す証明書類を添えます。インターネット申請なら画像のデータを、窓口なら原本か写しを用意します。どの書類がどの項目の証明になるかは、公式サイトの「証明書類見本一覧」で確認できます。1

技能者の申請では、本人確認書類を用意します。ほかにそろえる書類は、「証明書類見本一覧(技能者編)」で確認できます。

現場では、カードのタッチで履歴が残る

工事現場のゲートで、白いヘルメットと紺の作業着の技能者が、柱に付いたカードリーダーにカードをかざしている。奥には足場とクレーンが見える。
現場の入口で、カードリーダーにカードをタッチするイラスト: 編集部が画像生成AIで作成したイメージ(YOBITSUGI AI・OpenAI gpt-image-2.5-sunburst)

工事が始まると、元請が現場と契約の情報を登録し、カードリーダーを置きます。下請の会社は、その現場に自社の施工体制を登録し、働く技能者と職長などの立場を入れます。技能者は、入退場のたびにカードをタッチするだけ。いつ、どの現場で、どの立場で働いたかが記録に残ります。3

総務の仕事として残るのは、現場ごとの施工体制の登録と、技能者の入れ替わりの反映です。技能者登録は、申請のあと確認と審査を経てからカードが届く流れです。だから、採用が決まった時点で申請を始めておくと、初日からカードを使える見込みが高くなります。

国土交通省は、CCUSに登録された情報や技能者の能力評価を使って、専門工事企業の施工能力の見える化を進めています。この評価を申請するには、評価を受ける職種でCCUSの事業者登録をしていることが要件です。4

登録を終えるまでの手順

  1. 会社の資本金を確認し、事業者登録料を見積もる。
  2. 建設業許可と社会保険の加入の証明書類を、画像か写しで用意する。
  3. インターネットか、予約した窓口で事業者登録を申請する。
  4. 登録料の請求書が届いたら支払い、事業者IDと管理者IDを受け取る。
  5. 技能者の登録料を会社と本人のどちらが払うかを決め、技能者に伝える。
  6. 技能者ごとに本人確認書類と資格証を集め、登録を申請する(代行申請もできる)。
  7. 現場が始まったら、元請の現場に施工体制と技能者を登録する。
  8. 事業者登録の有効期限の6か月前になったら、更新の準備を始める。

更新の申請は、有効期限の6か月前からできます。公式サイトは、遅くとも1か月前までの申請を求めていて、期限までに更新しないとCCUSを使えなくなります。登録情報に変わりがなければ、新しい証明書類は要りません。5

技能者一人ひとりの経験が記録に残れば、会社の施工能力も数字で示せるようになります。元請に頼まれた登録を、自社の強みを伝える材料に変える一歩として進めてみませんか。

この記事は、2026年11月2日に確認した建設キャリアアップシステムの公式サイトと国土交通省の資料にもとづいています。料金や手続きは変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確認してください。

注

  1. 建設キャリアアップシステム「登録する」 ↩ ↩2 ↩3 ↩4

  2. 建設キャリアアップシステム「CCUSの利用方法・料金」。額は税込 ↩ ↩2 ↩3 ↩4

  3. 建設キャリアアップシステム「CCUSを使う」 ↩

  4. 国土交通省「専門工事企業の施工能力等の見える化」 ↩

  5. 建設キャリアアップシステム「事業者更新手続きの流れと方法」 ↩

出典・参考

この記事は、人が監修しながらAIを活用して執筆しました。執筆と監修は佐々木 航が担当し、公開した後も人が内容を確認しています。

執筆・監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

記事の中身の責任は編集部(執筆・監修者)が負い、AIは調べものと下書きの道具として使っています。くわしくはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら更新日を改め、記事の最後に何を直したかを書きます。

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