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Wordの書式が崩れるときの直し方 インデント・箇条書き・貼り付けの手順

Wordの書式が崩れたときの直し方を、編集記号の表示から順に説明します。貼り付けた書式のクリア、ルーラーとタブでのそろえ方、箇条書きと番号の解除、スタイルで崩れを防ぐ方法まで、Microsoftの公式サポートの案内で確認しました。

公開 約12分ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆
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Wordの書式が崩れるときの直し方 インデント・箇条書き・貼り付けの手順

この記事でわかること

  • 編集記号を出して、改行・スペース・タブ・区切りのどれで見た目を作っているかを見分ける手順が分かります
  • 貼り付けた書式のクリア、ルーラーとタブでのそろえ方、箇条書きと番号のずれの直し方を順に実行できます
  • スタイルで崩れにくくする方法と、古い規程や契約書のひな形を直す段取りが分かります
対象総務法務人事実務

崩れた文書は、まず編集記号を表示すると原因の半分は見えます。見た目が同じでも、Enterで改行したのか、スペースで字下げしたのか、タブでそろえたのかによって、直し方がまったく違うからです。

貼り付けで入り込んだ書式は、クリアして戻します。位置のずれは、インデントとタブで直します。直したあとに崩れにくくするには、スタイルを使います。長年使い回している規程や契約書のひな形でも、写しを取ってから順に進めれば、落ち着いて直せます。

崩れたら、最初に編集記号を出す

[ホーム]タブの[段落]グループにある[編集記号の表示/非表示]ボタンを押すと、段落の終わりやタブ、スペースが画面に出ます。Microsoftのページは、空白や段落マーカー、タブマークといった非表示の文字を、オンとオフで切り替えられると案内しています。ページの中でのボタンの名前は[段落の表示/非表示]です。画面の表記が少し違っても、同じボタンのことです。

毎回ボタンを押すのが面倒なら、[ファイル]の[オプション]から[表示]を開きます。[常にこれらの書式設定マークを画面に表示する]の欄で、出しておきたい記号にチェックを入れます。ここでチェックした記号は、ボタンがオンかオフかに関係なく、いつも表示されます。

編集記号の2つの出し方と、段落記号・行区切り・タブ・半角スペース・全角スペース・改ページ・セクション区切りの見え方と崩れたときの見方の表
編集記号の出し方と、記号ごとの意味作成: 編集部 / 出典: Microsoft サポート「Wordでタブ マークを表示または非表示にする」

図の記号の形は、日本語版Wordでよく見る形です。Microsoftのページに記号の一覧は無いので、手元の画面と違うときは、画面のほうを優先してください。

見分けるときは、行の終わりを先に見ます。箇条書きの2行目がずれている文書を開くと、1行ごとに段落記号が付いていることがあります。画面の幅に合わせて、自分でEnterを押した跡です。これだと、文字を足したり余白を変えたりしたとき、行の途中で折れてしまいます。

項目名と金額のあいだに、点が何個も並んでいる場合もあります。スペースで位置をそろえた跡です。文字の大きさを変えると、右端がばらばらになります。矢印が1つだけなら、位置はタブ位置で決まっています。

貼り付けで崩れたら、書式をクリアして貼り方を変える

ほかの文書やWebページからコピーして貼ると、見た目が周りと合わなくなることがあります。Microsoftのページによると、Ctrl+Vや貼り付けボタン、右クリックの貼り付けでは、既定でコピー元の書式が保持されます。字体や大きさ、行の間隔が、元の文書のまま入ってくるわけです。

貼った直後に、貼り付けのオプションのボタンが出ます。Ctrlキーを押しても選べます。選べる書式は3つあり、働きが違います。

選ぶ項目 貼り付けた結果 向く場面
元の書式を保持 コピー元の書式をそのまま残す。コピー元のスタイルの定義も、貼り先にコピーされる 同じ見た目で、他の文書に写したいとき
書式を結合 直接付いた書式のほとんどを捨て、貼り先の段落のスタイルに合わせる 社内文書に、他の文書の文章を取り込むとき
テキストのみ保持 文字だけを残し、画像などは捨てる。表は段落の並びに変わる Webページやメールの文章を貼るとき

表のなかで意外なのは、[元の書式を保持]を選んだときの動きです。見た目だけでなく、スタイルの定義も貼り先に入ります。貼った文書のスタイルに、別の文書のスタイルが混ざることになります。

よく貼り付ける場面が決まっているなら、既定を変えておくと楽です。[ファイル]の[オプション]から[詳細設定]を開き、[切り取り、コピー、貼り付け]で設定します。同じ文書の中、別のWord文書から、スタイルの定義がぶつかる文書から、ほかのプログラムから、という4つの場面ごとに、既定の貼り付け方を選べます。ブラウザーからの貼り付けだけ[テキストのみ保持]にしておくと、Webの装飾が入りません。

すでに貼ってしまった所は、範囲を選んで、[ホーム]タブの[フォント]グループにある[すべての書式をクリア]ボタンを押します。Microsoftのページは、太字、下線、斜体、色、上付き文字、下付き文字といった書式がクリアされ、既定の書式に戻ると説明しています。ただし、インデントのような段落の位置まで戻るかは、ページに書かれていません。位置は、次の節の方法で直します。

箇条書きや番号を貼るときは、[リストの続行]と[新しいリスト]が出ます。前のリストの続きの番号にしたいか、元の番号のまま別のリストにしたいかで選びます。

インデントは、ルーラーか[段落]で決める

段落の左端や2行目の位置は、インデントで決めます。直し方は、ルーラーのマーカーを動かす方法と、[段落]ダイアログに数値を入れる方法の2つです。どちらも同じ設定を別の形で見ているだけなので、やりやすいほうで構いません。

ルーラーが見えないときは、[表示]タブの[ルーラー]にチェックを入れます。マーカーは4つあります。左上の三角が1行目のインデントで、段落の最初の行だけを動かします。下のマーカーの上の三角がぶら下げインデントで、2行目以降を1行目より内側にします。左下の四角が左インデントで、段落の左端の位置を決めます。右下の三角が右インデントです。

ルーラー上の1行目・ぶら下げ・左インデント・右インデントのマーカーの位置、動かしたときの段落の見え方、[段落]ダイアログの項目との対応表
ルーラーのマーカーの位置と、[段落]ダイアログとの対応作成: 編集部 / 出典: Microsoft サポート「Word でルーラーを使用する」

左インデントの四角を動かすと、1行目のインデントやぶら下げインデントも同じだけ動きます。Microsoftのページにもある動きです。位置を変えたい段落を選んでから動かさないと、選んでいない段落に反映されません。

数値で決めたいときは、[ホーム]か[レイアウト]タブの[段落]グループの右下にある矢印を押し、[段落]ダイアログを開きます。[インデント]の[左]と[右]に幅を入れ、[最初の行]で[字下げ]か[ぶら下げ]を選んで、[幅]に大きさを入れます。下のプレビューで、結果を見ながら決められます。規程のように、段落ごとに同じ数値にしたい文書は、数値のほうが確実です。

字下げのために、行頭へ全角スペースを入れるのはやめておきます。Microsoftのページに全角スペースの記載は無く、これは編集部の考えです。全角スペースは文字の一つなので、文字の大きさや両端揃えの影響を受けて、行ごとに幅が変わります。段落の設定なら、段落を選んで数値を変えるだけで、全体が同時にそろいます。

Tabキーで字下げする方法もあります。Microsoftのページでは、入力時のオートフォーマットの項目として、段落の最初の行の先頭にカーソルを置いてTabキーを押すと、その行がインデントされると説明しています。同じ位置でBackSpaceキーを押すと、インデントが解除されます。この設定が入っているWordでの動きなので、動かないときは[オートコレクト オプション]の[入力時にオートフォーマット]を見てください。

項目の右側は、スペースでなくタブでそろえる

「氏名」と「所属」、品名と金額のように、2つの項目を横にそろえたい所は、タブで組みます。スペースの数で合わせた所は、フォントを変えた瞬間にずれてしまうからです。

タブ位置は、ルーラーの左端にあるボタンで種類を選び、ルーラーの下側をクリックして置きます。種類は5つあります。左タブは、文字の左端をそろえます。中央タブは、その位置を中心に文字を置きます。右タブは、右端をそろえるので、金額の列に向きます。小数点タブは、桁数が違っても小数点の位置がそろいます。バータブは、文字ではなく縦線を入れます。置いたタブ位置を消すときは、ルーラー上のマーカーを下にドラッグします。

数値で置きたいとき、消したいときは、[段落]ダイアログの[タブ設定]を使います。1つずつ[クリア]で消すか、[すべてクリア]で選んだ段落のタブ位置を全部消せます。

目次や見積書のように、項目名と金額のあいだに点線を引きたい場合は、タブ位置にリーダーを付けます。[レイアウト]タブで[段落]グループの右下の矢印から[タブ設定]を開き、位置を入れて[配置]を選びます。[リーダー]で点線などを選び、[設定]を押してから[OK]を選びます。以後はTabキーを押すだけで、線が引かれ、新しい行にも引き継がれます。止めるときは、[リーダー]を[なし]にします。タブ位置が複数あれば、位置ごとに別のリーダーを選べます。

スペースでそろえてしまった文書は、次の順に直します。まず、同じ形の行をまとめて選びます。並んでいるスペースを消して、Tabキーを1つだけ入れます。そのうえで、ルーラーか[タブ設定]で位置を決めます。タブ位置は段落ごとの設定なので、行をまとめて選んでから置くと、全部の行に同じ位置が付きます。

項目が多く、文字が折り返すほど長い一覧は、タブより表のほうが崩れません。タブはあくまで、1行に収まる短い項目をそろえる道具です。

箇条書きと番号が思いどおりにならないとき

箇条書きの崩れで多いのは、消したいのに消えないものと、付けたくないのに付くものです。

Wordは、行頭に「1.」とスペースを入力すると番号付きリストを、「*」とスペースを入力すると箇条書きを、自動で始めます。止めたいときは、[ファイル]の[オプション]から[文章校正]を開きます。[オートコレクト オプション]の[入力時にオートフォーマット]タブで、[自動箇条書き]と[自動番号付きリスト]のチェックを外す方法を、Microsoftが案内しています。入力の直後なら、Ctrl+Zで元に戻るほか、出てくる[オートコレクト オプション]のボタンからも戻せます。

すでに付いてしまった箇条書きは、その項目を選んで、[ホーム]タブの[箇条書き]か[段落番号]のボタンを押して外します。リストの最後の項目では、Enterキーを押して空の項目を作り、もう一度Enterキーを押しても、リストが終わります。手で入力した「・」や「1.」が混ざっている文書は、行頭の文字を消してから、ボタンで付け直したほうが、あとで直しやすくなります。

番号がずれる、続かない、1に戻る、という崩れも、よく起きます。Microsoftのページは、リストの番号を手で書き換えないよう、注意しています。Wordが番号の流れを見失い、あとでほかのリストを直すときに問題が出るためです。直すときは、変えたい番号を右クリックして[番号の設定]を選び、[値をに設定]で続けたい数値にします。1から振り直したいときは、番号を1つ選んだ状態ではなく、番号の部分をダブルクリックしてから右クリックし、1で振り直す項目を選びます。

改ページ、セクション区切り、行間の崩れ

文章を足したら、ページの途中に不自然な空きができた。そんな文書には、手で入れた改ページが残っていることがあります。Microsoftのページによると、各ページの終わりには改ページが自動で入ります。手で入れる場合は、[挿入]タブの[ページ区切り]を使います。編集記号を出すと点線で見えるので、手で入れたものは、その前にカーソルを置いてDeleteキーで消せます。

セクション区切りは、文書をいくつかの部分に分け、部分ごとにページの設定を変えるための区切りです。[レイアウト]タブの[区切り]から入れ、種類は、次のページ、連続、偶数ページ、奇数ページの4つです。契約書の表紙と本文で、ヘッダーやフッターを分けたいときに使います。

消すときは、注意が要ります。Microsoftのページには、セクション区切りを削除すると、前後のセクションが1つにまとまり、区切りより後ろのセクションの書式が使われると書かれています。表紙だけ別にしていた設定が、本文に合わせて変わるかもしれません。前の部分のヘッダーやフッターを引き継ぎたいだけなら、区切りを消さずに、[前へリンク]を使います。

行間の崩れは、[段落]ダイアログの[間隔]で直します。[行間]には、[単一]、[1.5行]、[2行]、[少なくとも]、[固定値]、[倍数]があります。[固定値]はポイントで決める方法で、Microsoftのページは、10ポイントの文字に12ポイントの行間を指定する例を挙げています。文字を大きくしたのに行間が固定値のままだと、行が詰まって見えます。ほかの文書から来た段落で行が詰まっていたら、まず[固定値]になっていないかを見ます。

段落のあいだの空きは、Enterキーで空の行を作るのでなく、[段落前]と[段落後]に数値を入れて作ります。空の行で空けた文書は、直すときに、空行を探して消す手間が出ます。

スタイルで、崩れにくい文書にする

ここまでの直し方は、1つずつ手で直す方法です。同じ崩れを繰り返さないためには、書式を段落ごとに付けるのをやめて、スタイルに任せます。スタイルは、字体、大きさ、色、インデント、行間などをまとめた設定で、[ホーム]タブのスタイルギャラリーから選びます。

見出しには、手で字を大きくせず、見出しスタイルを使います。Microsoftのページは、見出しスタイルなら、見出しごとに手で書式を変えずに、目次をすばやく作ったり、文書を組み替えたり、デザインを変えたりできると案内しています。

見た目を変えたいときは、スタイル自体を直します。見出し1の文字を、希望の字体や大きさに整えます。ギャラリーで見出し1を右クリックし、[選択個所と一致するように[見出し1]を更新する]を選びます。この操作で、見出し1を使っているすべての文字が、新しい書式に変わります。ギャラリーで右クリックして[変更]を選び、[書式]の欄で字体、大きさ、色、配置、行間、インデントを直す方法もあります。変更を今の文書だけにするか、このテンプレートを使う以後の文書にも反映するかも、そこで選べます。本文の土台になる[標準]スタイルも、同じ手順で直せます。

見出しスタイルを使うと、ナビゲーションウィンドウが役に立ちます。Ctrl+Fを押すか、[表示]タブの[ナビゲーション ウィンドウ]を選ぶと開きます。[見出し]タブには、見出しスタイルを付けた見出しが並び、クリックするとその場所に移動します。見出しをドラッグすれば、章ごと別の場所に移せます。右クリックで、レベルも変えられます。

ここに出てこない見出しは、手で大きくしただけの文字で、スタイルを当て直す対象です。表やテキストボックス、ヘッダーとフッターの中の見出しは、もともと表示されません。

社内規程や契約書のひな形は、ここまでの道具が役に立ちます。章や条の見出しにスタイルを付けておけば、ナビゲーションウィンドウで構成を見ながら、条の入れ替えができます。字体や行間を変えたいときも、スタイルを1回直せば足ります。部署の標準のひな形では、一度スタイルを整えておき、変更の範囲を[このテンプレートを使用した新規文書]にしておくと、以後の文書が同じ見た目で始まります。

古い文書を直す段取り

何年も手を入れてきた文書は、どこから崩れたのかが分かりません。そこで、次の順で、土台から直します。

写しを作る、編集記号を出す、書式をクリア、スタイルを当て直す、インデント・タブ・番号を直す、の5段の流れと、症状ごとの直し方の表
古い文書を直す5段と、症状から見る場所の一覧作成: 編集部 / 出典: Microsoft サポート「テキストのすべての書式設定をクリアする」ほか
  1. 別の名前で保存して、写しを作る。
  2. 編集記号を出して、改行、スペース、タブ、区切りの位置を見る。
  3. 本文を選んで、[すべての書式をクリア]を押す。
  4. 見出しに見出しスタイル、本文に[標準]スタイルを当て直す。
  5. インデントとタブ位置を、ルーラーか[段落]で直す。
  6. 箇条書きと番号を直し、ナビゲーションウィンドウで見出しの並びを見る。

先に細かい所を直さないのは、あとのクリアやスタイルの当て直しで、もう一度崩れるからです。契約書のように、文言を変えてはいけない文書なら、直したあとに、写しと元の文書を[校閲]タブの[比較]で見比べます。文章が変わっていないことが分かります。比較の使い方は、Wordの変更履歴とコメントの使い方で説明しています。変更履歴の記録がオンのまま書式を直すと、直した内容が履歴に残ることがあります。直す前に、履歴の状態を見ておいてください。

Mac版とWeb版で、違うところ

Mac版は、編集記号を[Word]メニューの[環境設定]から[表示]を開き、[印刷以外の文字を表示]で設定します。タブ位置は、[書式]メニューの[タブ]から設定します。ルーラーを出す方法は、Windows版と同じ[表示]メニューの[ルーラー]です。ナビゲーションウィンドウの動きは、Windows版とMac版、Web版で異なるとMicrosoftのページが注意しています。

Web版のWordでは、改ページは入れられますが、セクション区切りはまだ入れられません。区切りを使う文書は、デスクトップ版のWordで開いて直します。

この記事の画面の名前と手順は、2026年10月26日時点のMicrosoftサポートの日本語ページで確認しました。日本語のページには機械翻訳のような表記が残っているため、ボタンの名前が手元の画面と違うときは、画面の名前を優先してください。

出典・参考

この記事は、まだ監修者のチェックを受けていません。

執筆

ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の資料・公的な統計などの一次情報を調べて、バックオフィスの仕事・ビジネスマナー・会社のしくみの解説記事と図解を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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