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Outlookの予定表の共有 部署の予定を見える化する権限の設定と開き方

Outlookの予定表を部署で共有するときの権限の段階(空き時間だけ・タイトルと場所・すべての詳細・編集・代理人)と、新しいOutlook・Outlook on the web・従来のOutlookの共有の手順と開き方、グループの予定表と会議室の予約で管理者に頼むこと、部署で決める件名の書き方をまとめました。

公開 約9分ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆チェック済み
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Outlookの予定表の共有 部署の予定を見える化する権限の設定と開き方

この記事でわかること

  • 予定表の共有の5つの段階(空き時間だけ・タイトルと場所・すべての詳細・編集・代理人)の違いと選び方が分かります
  • 新しいOutlook・Outlook on the web・従来のOutlookそれぞれの、共有の手順と共有された予定表の開き方を示します
  • グループの予定表と会議室の予約で管理者に頼むことと、件名や外出の書き方など部署で決めるルールが分かります

電話を取り次ぐたびに「○○さんは今どちらに」と部署の中を探していませんか。外出や会議の予定が一覧で見えていれば、取り次ぎも日程合わせも早くなります。

この記事では、Outlook の予定表を部署で共有するときの権限の段階、版ごとの共有の手順と開き方、部署で決めておく書き方のルールをまとめました。手順は Microsoft のサポートと Learn の日本語のページで確かめた内容です(2026年10月19日確認)。

まず、使っている Outlook の版を確かめる

Windows の Outlook には「新しい Outlook」と「従来の Outlook(クラシック)」があり、ブラウザーで使う「Outlook on the web」もあります。共有の手順は版ごとに違います。Microsoft の説明では、見分け方は次のとおりです。

版 見分け方
新しい Outlook(Windows) 右上に [設定] のボタンがある。リボンのタブは [ホーム]・[表示]・[ヘルプ]
従来の Outlook 右上に [設定] のボタンがなく、[ファイル] タブがある
Outlook on the web ブラウザーで開き、アドレスに outlook.office.com か outlook.office365.com が入る

共有の権限は5段階 相手ごとに「どこまで見せるか」を選ぶ

予定表を共有するときは、相手ごとに見せる範囲を選びます。Microsoft 365 では、どの版の Outlook でも同じ段階を選べるようにそろえられています。

段階 相手に見えること・できること 新しい Outlook の表記 Outlook on the web の表記 組織の外の人
空き時間だけ 予定のある時間だけ。件名や場所は見えない [取り込み中の時間を表示可能] [予定ありを表示] 選べる
タイトルと場所 時間に加えて件名と場所 [タイトルと場所を表示可能] [件名と場所を表示] 選べる
すべての詳細 予定の詳細をすべて見られる。変更はできない [すべての詳細を表示] [すべての詳細を表示] 選べる
編集 予定を見て、作ったり変えたりできる [編集可能] [編集可能] 選べない
代理人 編集に加え、本人の代わりに会議出席依頼を受けて返事ができる [代理人] [代理人] 選べない

従来の Outlook では、[予定表のプロパティ] の画面で、相手ごとに「忙しい時間」「タイトルや場所」「すべての詳細」から選びます。代理人は別の画面で設定します。組織の外の人と共有できるのは、管理者が社外との共有を許可しているときです。

予定表の共有の5つの段階を比べた表。空き時間だけ(新しいOutlookは[取り込み中の時間を表示可能]、Outlook on the webは[予定ありを表示])は予定のある時間だけが見え、組織の外の人にも選べる。タイトルと場所([タイトルと場所を表示可能]・[件名と場所を表示])は時間と件名と場所が見え、組織の外の人にも選べる。すべての詳細([すべての詳細を表示])は詳細まで見えるが変更はできず、組織の外の人にも選べる。編集([編集可能])は詳細を見て予定を作ったり変えたりでき、組織の外の人には選べない。代理人([代理人])はそれに加えて本人の代わりに会議の返事ができ、標準の予定表だけに設定でき、組織の外の人には選べない。下の段に選び方の目安(部署の全員はタイトルと場所、上司・アシスタントはすべての詳細、予定を入れてもらう人は編集、会議の返事まで任せる人は代理人でMicrosoftは1人を推奨)と、[プライベート]にした予定の見え方(共有した相手の多くには時間だけ、定期的な予定は繰り返しの形も見える、代理人は表示を許可したときだけ中身が見える、Microsoftは非公開の機能だけに頼らないよう注意)を並べている。
Outlookの予定表の共有の5段階で、相手に見えることとできることの早見表作成: 編集部 / もとの資料: Microsoft サポート(Outlook の予定表の共有)

どの段階を選ぶかの目安

部署の全員には「タイトルと場所」が使いやすい段階です。外出先や会議名が分かれば、取り次ぎと日程合わせに足ります。上司やアシスタントなど予定を一緒に組む人には「すべての詳細」、予定を代わりに入れてもらう人には「編集」を選びます。会議の返事まで任せる人だけを「代理人」にします(段階の割り振りは編集部の目安です)。

代理人は標準の予定表(名前が「予定表」のもの)にだけ設定できます。Microsoft は、共有の予定表を管理する代理人は1人にするよう勧めています。

自分の予定表を共有する手順(版ごと)

新しい Outlook(Windows)

  1. 予定表を開き、[ホーム] タブで [予定表の共有] を選ぶ。予定表が複数あるときは、共有する予定表を選ぶ。
  2. [メール アドレスまたは連絡先名を入力してください] に相手を入れる。
  3. 相手の名前の横のドロップダウンで段階を選ぶ。
  4. [共有] を選ぶ。相手に招待のメールが届く。

Outlook on the web

  1. 予定表を開き、ツールバーの [共有] を選んで、共有する予定表を選ぶ。
  2. 相手の名前かメール アドレスを入れ、段階を選ぶ。
  3. [共有] を選ぶ。

段階を変えるときや共有をやめるときは、予定表名を右クリックして [共有とアクセス許可] を選び、相手ごとに直します。

従来の Outlook

  1. 予定表の [ホーム] タブで [予定表の共有] を選び、共有する予定表を選ぶ。
  2. [予定表のプロパティ] で [追加] を選び、アドレス帳から相手を選ぶかメール アドレスを入れて [OK] を選ぶ。
  3. 相手の名前を選び、共有する詳細のレベルを選んで [OK] を選ぶ。

やめるときは、[フォルダー] タブの [予定表のプロパティ] を開き、[アクセス許可] タブで相手を選んで [削除] を選びます。代理人は [ファイル] > [アカウント設定] > [アクセスの委任] から追加します。

共有された予定表を開く手順

招待のメールが届いたら、メールの [承諾] を選ぶと、自分の予定表の一覧に相手の予定表が加わります。招待がなくても、同じ組織の人の予定表は次の手順で追加できます(見えるのは組織の既定の段階までです)。

版 追加する手順 並べて見る
新しい Outlook [予定表の追加] > [ディレクトリから追加] で相手を選ぶ 予定表の一覧の [すべて表示] から選び、[分割ビュー]
Outlook on the web [予定表の追加] > [ユーザーの予定表の追加] で名前を入れ、[保存] [配置] グループで分割ビューを選ぶ
従来の Outlook [ホーム] の [予定表の管理] グループで [予定表の追加] > [共有予定表を開く] ナビゲーション ウィンドウでチェックを入れると横に並ぶ

新しい Outlook では、共有された予定表は最初は表示されていません。従来の Outlook で相手に権限がないときは、共有を頼むメールを送るかを聞かれ、[はい] で依頼のメールが開きます。

部署の全員を1画面で見る「予定表グループ」

毎日見る顔ぶれが決まっているなら、予定表グループにまとめると切り替えが一度で済みます。従来の Outlook では、部署の人の予定表を表示した状態で [ホーム] タブの [予定表の管理] グループから [予定表グループ] > [新しい予定表グループとして保存] を選びます。横並びのスケジュール ビューでも見られます(Exchange のアカウントが必要)。Outlook on the web では、予定表のナビゲーション ウィンドウで [その他のオプション] > [新しい予定表グループ] を選びます。

会議の日程を合わせるときの段取りは、会議を短くする段取り アジェンダ・時間・決めることを先に決めるも参考にしてください。

グループの予定表と会議室の予約は、管理者の設定が前提

「グループ予定表」と呼ばれるものには、上の予定表グループ(人の予定表を並べる表示)と、Microsoft 365 グループの予定表(みんなで書き込む1冊)の2つがあります。名前は似ていますが別の機能です。

Microsoft 365 グループを作ると、グループのメール アドレスと共有の予定表が自動で作られます。メンバーは誰でも予定を入れられ、グループの予定表で作った予定はメンバーの誰でも編集・キャンセルできます。部署の行事や締め切りを1か所にまとめるのに向いています。会社がグループを使えるようにしていれば、Outlook の [新しいグループ] から作れます。新しい Outlook と Outlook on the web では、既定では予定を入れても全員に招待は届きません。知らせたいときは出席者にグループを入れます。

会議室や備品は、管理者が Microsoft 365 管理センターで「会議室と備品用メールボックス」を作ると、Outlook で予約できるようになります。使う側は会議の [必須] に会議室の名前を入れ、[スケジュール アシスタント] で空き時間を選んで送ります。青色は予約済み、白色は空いている時間です。

管理者に頼むこと 理由・場所
部署の Microsoft 365 グループを作る [新しいグループ] が出ないときは、会社がグループを使えるようにしていない可能性がある。管理者は管理センターでも作れる
会議室・備品のメールボックスを作る 管理センターの [リソース] > [会議室 & 機器] で管理者が作る
社外の人との予定表の共有を許可する 管理者が管理センターの [組織の設定] で有効にする
部署の全員にまとめて共有したい 共有できるのは個人かセキュリティ グループだけ。Microsoft 365 グループには共有できない
共有のボタンが灰色 会社のポリシーで止めている

非公開の予定の扱い

新しい Outlook では、予定を開いて [イベント] タブの [プライベート] を選び、保存します。従来の Outlook では、予定を選んで [タグ] グループの [プライベート] を選び、[保存して閉じる] を選びます。予定表には鍵のマークが付きます。

共有した相手の多くには、非公開の予定は時間だけが見え、件名や場所は見えません。定期的な予定は、繰り返しの形も見えます。代理人には、非公開の予定の表示を許可したときだけ中身が見えます。従来の Outlook のこの許可は、メール・連絡先・タスクなど全部のフォルダーにかかります。

部署で決めておくルール 件名・外出・個人情報

共有の設定が整っても、書き方が人ごとに違うと一覧で読み取れません。最初に部署で次のことを決め、お知らせで伝えます。お知らせの書き方は社内のお知らせ文の書き方 読まれる件名と構成・すぐ使える文例で紹介しています。

決めること 例(編集部の案)
件名の頭 【外出】【会議】【来客】【在宅】【休暇】から選ぶ
外出 行き先の会社名と戻りの時刻を書く
会議 会議名と会議室。社外秘の案件名は書かない
個人の事情 「私用」「休暇」とだけ書き、理由は書かない
共有の段階 部署内はタイトルと場所、上司はすべての詳細
見直し 入社・異動・退職のときに共有を足す・外す

共有の範囲を広げたまま見直さずにいると、見せるつもりのない人に情報が見え続けます。共有の設定の棚卸しの考え方は、情シスのミカタの知らぬ間に部下へ給与明細を公開 10年越しに発覚した共有ミスが参考になります。

個人情報保護法(第2条第3項)は、病歴などを含む個人情報を「要配慮個人情報」とし、取扱いに特に配慮が要るものとしています。予定の件名は部署の多くの人の目に入るので、通院の理由や家族の事情、お客様の個人名や電話番号は書かないと決めておきます。

部署で予定を見える化するまでの流れを5段で示した図。1 部署で決める(総務・部署の担当): 件名の頭を【外出】【会議】【来客】【在宅】【休暇】から選ぶ、外出は行き先の会社名と戻りの時刻、会議は会議名と会議室で社外秘の案件名は書かない、個人の事情は「私用」「休暇」とだけ書く、共有の段階は部署内はタイトルと場所で上司はすべての詳細、代理人は置くなら1人(Microsoftの推奨)。2 管理者に頼む(情報システムの担当): 会議室・備品のメールボックス(管理センターの[リソース])、部署のMicrosoft 365グループ(グループの予定表が付く)、社外との予定表の共有(管理センターの[組織の設定])、部署のセキュリティ グループ(まとめて共有できる相手)、共有のボタンが灰色のとき(ポリシーで止めている)。3 各自が共有する: 新しいOutlookは[ホーム]>[予定表の共有]、Outlook on the webはツールバーの[共有]、従来のOutlookは[予定表の共有]>[予定表のプロパティ]、相手ごとに段階を選んで[共有]か[OK]、見せたくない予定は[プライベート]。4 受け取って開く: 招待のメールの[承諾]で一覧に加わる、新しいOutlookは[予定表の追加]>[ディレクトリから追加]、Outlook on the webは[予定表の追加]>[ユーザーの予定表の追加]、従来のOutlookは[予定表の追加]>[共有予定表を開く]、並べて見るには分割ビューと予定表グループ。5 見直す: 入社のとき部署の共有に足す、異動・退職のとき共有の相手から外す、件名の書き方が守られているか、段階が必要以上に詳しくないか。
部署で予定表を見える化するまでの5つの段取り(決める・頼む・共有・開く・見直す)作成: 編集部 / もとの資料: Microsoft サポート・Microsoft Learn

今日からできること

  1. 自分の Outlook の版を確かめる(右上に [設定] のボタンがあるか)。
  2. 部署の誰か1人の予定表を [予定表の追加] から開き、今どこまで見えているかを確かめる。
  3. 件名の頭の付け方と外出の書き方を部署の案にまとめ、上司に相談する。
  4. 部署の全員に「タイトルと場所」で共有し、上司やアシスタントには「すべての詳細」を選ぶ。
  5. 会議室の予約やグループの予定表が要るなら、頼むことを1枚にまとめて管理者に依頼する。

よくある質問

Q共有の設定をしなくても、同じ会社の人に自分の予定は見えていますか。

AMicrosoft の説明では、同じ組織の人がディレクトリから予定表を追加すると、組織の既定の段階で見えます。多くの組織では空き時間だけです。件名や場所まで見せたい相手には、個別に共有します。

Q部署の Microsoft 365 グループに、自分の予定表をまとめて共有できますか。

Aできません。Microsoft のページでは、Microsoft 365 グループのアドレスには予定表を共有できず、共有できるのは個別のユーザーかセキュリティ グループだけと説明しています。部署のセキュリティ グループがあるかは、管理者に確かめます。

Q非公開にした予定は、代理人にも見えませんか。

A既定では見えません。代理人を設定するときに、非公開の予定の表示を許可するチェックを入れたときだけ見えます。従来の Outlook のこの設定は、予定表だけでなくメールや連絡先など全部のフォルダーにかかります。

Q異動や退職のとき、共有はどうすればよいですか。

A予定表の持ち主が、相手を共有の一覧から削除します。Outlook on the web なら、予定表名を右クリックして [共有とアクセス許可] から外せます。外したあとも、組織の既定の段階(多くは空き時間だけ)では見えます。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月19日)

執筆

ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の資料・公的な統計などの一次情報を調べて、バックオフィスの仕事・ビジネスマナー・会社のしくみの解説記事と図解を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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