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お茶出しのマナー 順番と置く位置・会議中の入り方・ペットボトルの出し方

お茶出しの順番(来客が先で上座から)、茶托と茶碗の置き方、会議中に入るときの時機と声の大きさ、ペットボトルや紙コップで出すとき、お代わりの目安を、準備から片付けまで一般的な慣習として整理しました。

公開 約8分ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆チェック済み
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お茶出しのマナー 順番と置く位置・会議中の入り方・ペットボトルの出し方

この記事でわかること

  • 順番は「来客が先、上座から、社内は来客のあとに役職順」。置く位置と茶碗・茶托の向きを図で確かめられます。
  • 会議中は話の切れ目に小声で入り、資料の上には置かない。入ってから出るまでの6つの動きが分かります。
  • ペットボトル・紙コップの出し方、お代わりの目安、暑い時期と寒い時期の違いまで、会社で決める点も分かります。
対象庶務・受付総務新人・若手

来客3人と社内2人の会議に、お茶を5つ。最初の1杯は、誰のものでしょうか。答えは、来客の中の上座に近い人です。社内の人は、来客全員に出したあとに、役職の高い順で出します。

お茶出しの順番や置き方は、法令や官公庁の指針で決まったものではありません。一般的な慣習で、会社や地域によって違うこともあります。そのため、細かい作法を覚えるより、会話の邪魔をしないこと、こぼさないことを優先します。来客対応の全体の流れは来客対応の流れ 受付・ご案内・お茶出し・お見送りの言い方と準備にまとめています。ここでは、お茶を出す場面だけを、準備から片付けまで掘り下げます。

出す順番は「来客が先、上座から」

順番の考え方は2つだけです。

  1. 来客を先に、社内の人はあとに
  2. 来客の中では上座の人から、社内の人は役職の高い順に

上座は、一般的にはドアから遠い席です。部屋ごとの考え方は席次の基本を図解 会議室・応接室・タクシー・エレベーターの上座で説明しています。来客の役職が分からないときは、座っている位置で判断します。上座に座っている人を先にします。

図解。上は会議室を上から見た図で、奥の上座に座る来客の上位の人が1番、来客のもう1人が2番、その後に社内の上位の人が3番、社内のもう1人が4番の順に出す。ドア側にサイドテーブルがある。下は来客の席から見た机の図で、来客から見て右にお茶と茶托、左にお菓子、資料があるときはその上を避けて置く。絵柄は来客の正面、茶托の木目は横向きにそろえる。
お茶を出す順番と、置く位置・茶碗と茶托の向き作成: 編集部 / 出典: 編集部(一般的なビジネスマナーの例)

図の例では、来客の2人にお茶を出してから、社内の2人に出します。社内のあいだは、上位の人が先です。同じ役職の人が並ぶときは、上座に近い席の人からで差し支えありません。

運ぶ前に、人数・道具・お茶を整える

お茶を出す前の準備で、ほとんどの失敗は防げます。

人数を確かめる

来客の人数と、同席する社内の人数を、会議の前に確かめます。直前に人数が増えることもあるので、予備に1つ多く用意しておくと、慌てずに済みます。出す順番を考えやすいように、席の配置も見ておきます。

道具をそろえる

湯のみで出す場合は、次を用意します。

  • 湯のみ(人数分と予備)
  • 茶托(湯のみと同じ数)
  • お盆
  • 布巾(こぼしたときと、お盆の水気をふくため)

一般的には、湯のみと茶托は、お盆の上では別々にして運びます。重ねたままだと、置くときに茶托を水気で汚しやすく、湯のみを茶托にのせる所作がきれいに見えるためです。置くときに、茶托に湯のみをのせて、両手で出します。

お茶の量と温度

量は、一般的には湯のみの7分目ほどです。入れすぎると運ぶときにこぼれやすく、飲むときに手が熱くなります。

温度は、お茶の種類で変わります。農林水産省の案内では、玉露は50度から60度のお湯で入れると、うま味を引き出せるとしています。煎茶やほうじ茶の湯温は、この案内には書かれていません。茶葉の袋に書かれた目安に従うのが確実です。会社で使う茶葉が決まっていれば、その入れ方を共有しておきます。

部屋に入ってから置くまで

部屋の前では、お盆を両手で体の前に持ち、ノックをします。返事があったら、「失礼いたします」と言って入ります。ドアは、お盆を片手で支えて開けるか、いったんお盆を置いてから開けます。

言葉は短く、小さな声で言います。お茶を出す動作を言うときは、「お持ちしました」「お出しします」のように、「お(ご)〜する」の形にします。文化庁の「敬語の指針」では、この形を、相手を立てて自分の動作を低く言う謙譲語としています。

入ったら、お盆はドアに近いサイドテーブルに置きます。会議室に置く場所がなければ、空いた机の端に置いてかまいません。お盆を手に持ったまま出すこともありますが、片手が空かず、こぼしやすくなります。

置く位置は、来客から見て右にお茶、左にお菓子

一般的には、お茶は相手の右側から、「どうぞ」と声をかけて両手で出します。置く位置は、来客から見て右です。お菓子も添えるときは、来客から見て左にお菓子、右にお茶です。

項目 一般的な置き方
位置 来客から見て右側にお茶、左側にお菓子
茶碗の絵柄 絵柄が来客の正面に向くように置く
茶托の木目 木目のある茶托は、来客から見て横向きにそろえる
声のかけ方 「どうぞ」と小さく添える
出し方 茶托に湯のみをのせて、両手で出す

茶碗に絵柄がなければ、向きを気にしなくてかまいません。木目のない茶托も多くあります。迷うときは、前任者に聞くか、見た目がそろうように置きます。

資料が出ているとき

机の上に資料が広がっているときは、資料の上には置きません。空いた所を探して、「こちらに失礼いたします」と一言添えます。書き込んでいる手元には、とくに置かないようにします。

右側から出せないときは、出しやすい側から、「こちらから失礼いたします」と言って出します。無理な体勢で右側から出すより、安全に置くほうが先です。相手の前を横切って出すのは避けます。

会議中に入るときは、話の切れ目と声の大きさ

会議がすでに始まっているときは、入る時機を選びます。話が続いている最中は、ドアの前で待ちます。議題が変わったとき、資料の説明が終わったときなど、切れ目をみて入ります。

会社によっては、「お茶は会議の始まる前に出す」と決めているところもあります。会議が始まる前に出せば、話の途中に入る必要がなくなります。会議が長引く場合や、来客の到着が遅れたときは、途中で入るしかないので、次の動きを知っておきます。

図解。会議が始まっているときのお茶出しの流れ。1 ドアの前で話の切れ目を待つ、2 ノックして小声で失礼いたしますと言う、3 お盆はドアに近いサイドテーブルへ、4 来客から順に黙って置く、5 置き終えたら一礼して下がる、6 ドアの前で失礼いたしましたと小声で言い静かに閉める。注意として通り道をふさがない。
会議中に入ってから出るまでの6つの動き作成: 編集部 / 出典: 編集部(一般的なビジネスマナーの例)

入ってから出るまで、声は小さく保ちます。会話の途中で「失礼いたします」と大きな声で言うと、話し手の流れを止めてしまいます。ノックも小さくします。置くときの「どうぞ」は、声に出さずに会釈だけでかまいません。

机が狭いときは、すべての湯のみを来客に出し終えてから、社内の人の分を置きます。置く場所がない席には、無理に置かず、サイドテーブルに置いて「こちらにご用意しました」と言います。

ペットボトルと紙コップのとき

湯のみではなく、ペットボトルや紙コップで出す会社も多くあります。この場合も、公的な決まりはなく、一般的な考え方で次のようにします。

出し方 一般的な扱い 気をつける点
ペットボトル(開けていない) 来客から見て右側に、ラベルを来客に向けて置く キャップは開けない。結露で資料がぬれないよう、コースターや紙ナプキンを添える
ペットボトル+コップ ボトルとコップを並べて置く コップは来客から見て右、ボトルはその奥か横。注ぐかどうかは相手に任せる
紙コップ 相手の右側に置く。蓋つきなら蓋はしたまま 持つと熱いので、飲み物の温度を考える。ホットは二重の紙コップかスリーブつきにする

ペットボトルで出すと、来客が「失礼な扱いをされた」と感じるのではないかと心配する人もいます。ただ、公的な決まりはなく、どう受け取るかは会社や相手で違います。社内でペットボトルにすると決めたなら、人数分をそろえて、同じ種類を出します。同席する社内の人の分も同じ形にすると、来客だけ違う扱いに見えにくくなります。

お代わりの目安と、下げるタイミング

お代わりの時機に決まりはありません。一般的には、会議が1時間を超えたころを一つの目安にして、様子を見て出します。湯のみが空になっていれば、早めに声をかけます。

お代わりのときは、飲み終わった湯のみを下げて、新しく入れたお茶を出します。前のお茶が残っているときは、新しいお茶を重ねて置かず、下げてよいかをひと言たずねます。会議中なので、声は小さくします。

  • 湯のみが空のとき: 新しいお茶に替える
  • 半分以上残っているとき: 下げずに、そのままにする
  • お菓子の皿が空のとき: 一緒に下げる

会議が長くなりそうなときは、会議の前に「お茶を何回出すか」を担当者と決めておくと、途中で迷いません。

退室と片付け

出し終えたら、お盆を体の前で持ち、一礼して下がります。ドアの前で「失礼いたしました」と小声で言い、音を立てずに閉めます。ドアノブは回したまま、ゆっくり戻します。

片付けは、来客が帰ったあとに行います。会議の途中で空の湯のみを下げに入るのは、お代わりを出すとき以外は避けます。

  1. 湯のみ・茶托・お菓子の皿を、お盆に分けてのせる
  2. 机の上にこぼれがないか、布巾でふく
  3. 来客の使った席に、忘れ物がないか確かめる
  4. 湯のみを洗い、茶托の水気をふいてしまう

来客が帰る前に下げてしまうと、帰りを急がせているように見えるので、一般的には避けます。

暑い時期と寒い時期の違い

暑い時期は、冷たいお茶を出す会社もあります。一般的には、冷たい飲み物は氷が溶けて水滴が出るので、コースターを添えます。寒い時期は、温かいお茶の温度に気を配ります。来客が外から着いたばかりのときは、温かい飲み物が喜ばれることが多いです。

冷たい飲み物と温かい飲み物のどちらを出すかは、決まりがなく、来客の希望を受付で聞いておくと、そのとおりに出せます。

迷いやすい場面と、そのときの答え

場面 一般的な対応
来客の人数が、会議の途中で増えた 追加の1杯を、サイドテーブルから静かに出す。順番は来客を先に
誰が上座か分からない 座っている位置で判断する。ドアから遠い席の人から出す
来客が飲みものを断った 無理にすすめず、「ご用意しています」と一度だけ伝えて下がる
お茶をこぼした まず来客の資料や服に被害がないかを確かめ、布巾でふいて、改めて新しいお茶を出す
来客が先に着いて、担当者がまだ来ない お茶は出してよい。担当者が来てから「どうぞ」と勧めてもらう

訪ねる側として出されたお茶をいただくときの考え方は、会社訪問のマナー 受付での名乗り方・応接室での待ち方から帰り際の挨拶までで説明しています。

お茶出しを引き継ぐ日にやること

初めてお茶出しを任されたら、前日までに次の順で準備を進めると、当日に慌てません。

会社に決まりがなければ、受付・庶務で一度決めて共有します。決める項目は、次の4つです。

  1. 湯のみ・ペットボトル・紙コップのどれで出すか
  2. お茶の種類と、暑い時期・寒い時期の使い分け
  3. 会議の始まる前に出すか、途中で出すか
  4. お代わりを出す時間の目安

決めた内容を1枚のメモにして、給湯室に貼っておくと、人が替わっても同じように出せます。

よくある質問

Qお茶を出す順番は、社内の人と来客のどちらが先ですか。

A一般的には来客が先です。来客の中では上座の人から、社内の人はそのあとに役職の高い順で出します。

Qお茶は右側から出さないといけませんか。

A一般的には相手の右側から出しますが、公的な決まりはありません。机や椅子の配置で右側から出せないときは、出しやすい側から「こちらから失礼いたします」と声をかけます。

Qペットボトルのお茶にコップは添えますか。

A会社によって違います。一般的には、会議室ではコップを添えるか、キャップを開けずに渡して相手の好みに任せます。どちらにするかを会社で決めて共有しておくと迷いません。

Q会議の途中でお茶を出しに入ってもよいですか。

A会社で出す時機を決めていなければ、話の切れ目に入り、小声で「失礼いたします」と言うのが一般的です。資料の上には置かず、声はかけすぎません。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月25日)

執筆

ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の資料・公的な統計などの一次情報を調べて、バックオフィスの仕事・ビジネスマナー・会社のしくみの解説記事と図解を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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