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「お世話になっております」の使い分け 初対面、社内、何度も送るとき

メールの「お世話になっております」は、つきあいのある社外の相手に向く挨拶です。初めての相手と社内では別の言葉に替え、1日に何度も送るなら短くしても構いません。場面ごとの書き出しと文例、言い換えがすぐ選べます。

公開 更新 約3分執筆・監修:佐々木 航人が監修しながらAIを活用して執筆
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「お世話になっております」の使い分け 初対面、社内、何度も送るとき

この記事でわかること

  • つきあいのある社外の相手には「いつもお世話になっております」
  • 初めての相手には「初めてご連絡いたします」、社内は「お疲れ様です」
  • 同じ相手に何度も送るときは、挨拶を短くするか、お礼の一言に替える
対象新人・若手

「お世話になっております」は、すでにつきあいのある社外の相手に向く挨拶です。初めての相手には「初めてご連絡いたします」、社内には「お疲れ様です」に替えます。同じ相手に1日に何度も送るなら、短くしたりお礼の一言に替えたりして構いません。どれも法律や公的な決まりではなく、慣習です。相手との距離に合わせて選びましょう。

文化庁の調査でも、改まったメールに型があると答えた人のうち、74.6%が「お世話になっております」「お疲れ様です」などの挨拶を入れることを型に挙げました1。だから、挨拶そのものは入れておくと無難です。迷うのは、どの言葉を選ぶかでしょう。

メールの書き出しの選び方の図(編集部の例で慣習の整理)。つきあいのある社外の人には、いつもお世話になっております。初めて連絡する人には、初めてご連絡いたします。紹介してもらった人には、○○様のご紹介でご連絡いたしました。社内の人には、お疲れ様です。返信をもらったあとは、ご返信ありがとうございます。同じ日に続けて送るときは、たびたび失礼いたします。間があいた人には、ご無沙汰しております。社内に決まった言い方があれば、それを優先する。
相手との関係で選ぶ、メールの書き出し(編集部の例)作成: 編集部 / 出典: 編集部・文化庁

初めての相手には、別の言葉で

初めて連絡する相手には、「初めてご連絡いたします」が素直です。まだお世話になっていないので、言葉どおりに読むと合いません(編集部の見立て)。ただ、受け取る人が必ず気にするわけではないので、送ってしまっても慌てなくて大丈夫です。

だれかの紹介なら、「○○様のご紹介でご連絡いたしました」と書くと、相手はすぐに状況をつかめます。

担当が替わって初めて送るときは、少し違います。会社としてつきあいがあるなら「いつもお世話になっております」で始めて、次の文で「このたび担当を引き継ぎました」と名乗る形が自然です。

社内は「お疲れ様です」でよい

社内のメールなら、「お疲れ様です」が定番です。文化庁の「敬語の指針」も、「お疲れ様」は一緒に仕事をしたあとなど、互いに声を掛け合う場面で多く使う表現と説明しています2。

一方、「御苦労様」は目上の人には使わないほうがよい、と同じ指針にあります2。上司へのメールは「お疲れ様です」にしておくと迷いません。

グループ会社や他の部署でふだん接点が少ない相手には、社外と同じ「お世話になっております」も使えます。そこは社内の空気に合わせて構いません(編集部の見立て)。

何度も送るときは、短くしていい

同じ相手に1日に何通も送るとき、毎回同じ挨拶が並ぶと、かえって読みにくくなります。2通目からは、用件につながる一言に替えましょう。

  • 返信を受けたあと:「ご返信ありがとうございます。」
  • 同じ日に続けて送るとき:「たびたび失礼いたします。」
  • 前のメールに足りないことがあったとき:「先ほどのメールに、1点追記がございます。」
  • 間があいたとき:「ご無沙汰しております。」

でも、相手が社外の目上の人で、やり取りがまだ少ないうちは、1行の挨拶を残しておくほうが安心です。相手が短い文で返してくるようになったら、こちらも合わせていきましょう。

同じ取引先に送る3通の書き出しの例(編集部の例で名前と日時は架空)。10時の最初の1通は、いつもお世話になっております。株式会社○○の山本です。来週の打ち合わせの日程についてご相談です。11時に返信をもらって、ご返信ありがとうございます。11月12日の14時でお願いいたします。15時の追加の連絡は、たびたび失礼いたします。先ほどの打ち合わせの資料を1点、添付いたします。日をまたいだら、最初の挨拶に戻してよい。
同じ取引先に1日で3通送るときの書き出しの例(編集部の例)作成: 編集部 / 出典: 編集部

少し丁寧にしたいときの言い換え

ふだんのつきあいへの感謝を強めたいなら、「いつも大変お世話になっております」と足すだけで十分です。お客さま全体へのお知らせや文書なら、「平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます」という形もあります。ただし1対1のメールでは少し固く聞こえるので、案内文に取っておくとよいでしょう(編集部の見立て)。

メール全体の組み立ては、ビジネスメールの書き方 件名から署名までの型と、CC・BCCの使い分けで確認できます。

オフィスの丸いテーブルで、2人の女性がマグカップを前に、印刷した紙を指さしながら話しているイラスト。
書き出しの迷いは、同僚と紙を見ながら決めておくと楽になる(イメージ)イラスト: 編集部が画像生成AIで作成したイメージ(YOBITSUGI AI・OpenAI gpt-image-2.5-sunburst)

送る前に確認すること

  1. 相手は社内か社外か
  2. 初めての相手に「いつも」と書いていないか
  3. 紹介や引き継ぎがあるなら、その一言を入れたか
  4. 同じ日の2通目以降で、同じ挨拶を繰り返していないか
  5. 上司あてに「御苦労様」と書いていないか
  6. 挨拶のあとに、自分の所属と名前を入れたか

この記事の文例と使い分けは、編集部が慣習を整理したものです。敬語の説明は文化庁「敬語の指針」、調査の数字は文化庁の平成29年度「国語に関する世論調査」を2026年11月5日に確認しました。社内で決まった言い方があれば、それを優先してください。

注

  1. 文化庁「平成29年度 国語に関する世論調査」。改まったメールに型や形式があると答えた1,231人への複数回答 ↩

  2. 文化庁「敬語の指針」【27】 ↩ ↩2

よくある質問

Q「お世話になります」と「お世話になっております」はどう違いますか?

A「お世話になっております」は、今までも今もつきあいがある相手に使います。「お世話になります」は、これからお世話になる相手に向く言い方で、たとえば新しい取引の始まりや、訪問の前の連絡で使えます。どちらも慣習なので、相手との関係で選びましょう。

Q毎回書かないと、感じが悪いですか?

A決まりはありません。短いやり取りが続いているなら、「ご返信ありがとうございます」のように、用件につながる一言に替えても自然です。最初の1通か、間があいたときに入れれば十分です。

Q担当が替わって初めて送る相手には、どちらを使いますか?

A会社としてつきあいがあるなら「いつもお世話になっております」で始め、続けて「このたび担当を引き継ぎました」と名乗る形が自然です。個人としては初めてでも、会社どうしの関係を前に出せます。

出典・参考

この記事は、人が監修しながらAIを活用して執筆しました。執筆と監修は佐々木 航が担当し、公開した後も人が内容を確認しています。

執筆・監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

記事の中身の責任は編集部(執筆・監修者)が負い、AIは調べものと下書きの道具として使っています。くわしくはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら更新日を改め、記事の最後に何を直したかを書きます。

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