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未経験から経理に転職するには 簿記の級の考え方と求人票の見方

事務から経理に移りたいなら、簿記3級で土台をつくり、今の仕事で数字を扱った経験を足すのが近道です。2級までの考え方、職務経歴書に書ける経験、求人票で見る5点がわかります。

公開 更新 約3分執筆・監修:佐々木 航人が監修しながらAIを活用して執筆
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未経験から経理に転職するには 簿記の級の考え方と求人票の見方

この記事でわかること

  • 簿記3級は経理の書類を処理する基本、2級は工業簿記と財務諸表の読み取りまで。
  • 経費精算の確認や請求書の発行など、今の事務で数字を扱った経験も強みになる。
  • 求人票では、仕事の範囲、経理の人数、忙しい時期、変更の範囲を先に読む。
対象経理新人・若手

事務から経理に移りたいなら、簿記3級で土台をつくり、今の仕事で数字を扱った経験を足していくのが近道です。採用する側は、資格に加えて、数字を正確に扱えるか、締め切りを守れるかも見ています(編集部の見立て)。

経理の仕事は、日々の入力から月次や年次の決算、税の申告まで幅があります。どこまで任される職場かは求人票で読み取れるので、準備と合わせて見方を押さえておきましょう。

簿記3級で土台をつくり、2級で広げる

簿記3級で土台をつくり、今の仕事で経験を足す、という図。簿記3級は商業簿記の基本と経理の書類の処理で合格率40.8%、簿記2級は工業簿記を含む処理と財務諸表の読み取りで合格率32.9%。今の仕事での経験の例は、経費精算の確認、請求書の発行、入金の照合、Excelの集計。
未経験から経理へ、準備の3段(編集部の見立て)作成: 編集部 / 出典: 日本商工会議所

日本商工会議所は、簿記3級を、業種や職種を問わずビジネスパーソンが身につけておくべき基本の知識と位置づけています。小規模な会社の会計実務を踏まえて、経理の書類を適切に処理できるレベルです1。

2級は、工業簿記を含む処理と、財務諸表の数字から経営の内容をつかむ力まで求められます2。製造業の経理や、決算の補助まで関わりたいなら、2級を目標にすると仕事の幅が広がります。

ネット試験の2025年度の合格率は、3級が40.8%、2級が32.9%です3。会場が設定した日に受けられるので、繁忙期を避けて予定を組めます。ほかの資格と並べた合格率は、事務職の資格を合格率で比べる記事で確認できます。

勉強を始めたら、仕訳の考え方を仕事の場面に当てはめてみてください。借方と貸方の決まりは、仕訳の基本の記事でおさらいできます。

今の事務の仕事で、経理に近い経験を積む

白いブラウスの女性が机で、ペンを手に伝票を1枚ずつ確認している。
経費精算の確認も、経理につながる経験になるイラスト: 編集部が画像生成AIで作成したイメージ(YOBITSUGI AI・OpenAI gpt-image-2.5-sunburst)

未経験でも、今の仕事の中に経理につながる経験は隠れています。経費精算の申請を確認する、請求書を発行する、入金と請求を照らし合わせる、Excelで売上を集計する、といった仕事です。

経験は、件数や期間を添えて書くと伝わります。たとえば「月に約200件の経費精算を確認し、差し戻しの理由を一覧にして減らした」のように書けば、正確さと工夫の両方が見えるでしょう(編集部の例)。書き方は職務経歴書の書き方の記事が参考になります。

まだ経験が少ないなら、上司に相談して、経理に近い仕事を少し任せてもらうのも手です。社内に経理部があれば、異動の希望を出す道もあります。

求人票では、仕事の範囲と教わる人を先に見る

仕事の範囲と教わる人がいるかを先に読む、という図。仕事の範囲、経理の人数、使うソフト、忙しい時期、雇用の形と変更の範囲の5点を見る。わからない点は面接で具体的に聞く。
経理の求人票で見る5点(編集部の見立て)作成: 編集部 / 出典: 厚生労働省

未経験可の求人でも、中身はさまざまです。日々の入力だけを任せる職場もあれば、1人で月次の決算まで担う職場もあります。経理の人数と、教わる先輩がいるかは、最初に見ておきたい点です。

使う会計ソフトや経費精算のシステムも、求人票や会社のサイトに書かれていることがあります。月末月初や決算期は忙しくなりやすいので、残業の目安も確認しましょう。

2024年4月からは、募集のときに、将来の仕事の内容や勤務地の「変更の範囲」も明示する決まりになりました4。経理として採用されても、将来ほかの部署へ移る可能性があるのか、求人票の記載を読んでおくと、入社後の思い違いを防げます。

書いていない点は、面接で具体的に聞いて構いません。「入社後の最初の3か月は、どの仕事から担当しますか」のように聞けば、育て方の考えも見えてきます。

応募の前に確認すること

  1. 簿記3級の勉強を始めたか、受ける日を決めた。
  2. 今の仕事で数字を扱った経験を、件数や期間と一緒に書き出した。
  3. 職務経歴書に、正確さと工夫がわかる例を入れた。
  4. 求人票で、仕事の範囲と経理の人数を読んだ。
  5. 使うソフトと、忙しい時期の残業の目安を確認した。
  6. 雇用の形と変更の範囲を確認した。
  7. 面接で聞きたいことを3つ用意した。

資格の説明と合格率は、2026年11月4日に日本商工会議所のページで確認したものです。

注

  1. 日本商工会議所「簿記3級」 ↩

  2. 日本商工会議所「簿記2級」 ↩

  3. 日本商工会議所「簿記 受験者データ」 ↩

  4. 厚生労働省「募集時などに明示すべき労働条件が追加されます!」 ↩

よくある質問

Q簿記の資格がなくても応募できますか?

A応募の条件は求人によって違います。資格を条件にしていない求人もありますが、未経験なら、学んでいることを示せる材料があると話が進みやすくなります。受験の予定日を書いておくと、学んでいる途中であることも伝わります。

Q社内の経理部に異動する道もありますか?

Aあります。会社によっては、社内公募や異動の希望を出す仕組みがあります。上司との面談で希望を伝え、経費精算のチェックなど経理に近い仕事を先に任せてもらうと、異動のあとも慣れるのが早くなります。

出典・参考

この記事は、人が監修しながらAIを活用して執筆しました。執筆と監修は佐々木 航が担当し、公開した後も人が内容を確認しています。

執筆・監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

記事の中身の責任は編集部(執筆・監修者)が負い、AIは調べものと下書きの道具として使っています。くわしくはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら更新日を改め、記事の最後に何を直したかを書きます。

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