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メンターの見つけ方 社内外で相談相手を探す方法と最初の頼み方

身近に目標になる先輩がいなくても、メンターは探せます。社内の制度と他部署の先輩、社外の研修や地域のネットワーク、国の無料相談までの当たり方と、最初に送る連絡の文例が分かります。

公開 更新 約6分執筆・監修:佐々木 航人が監修しながらAIを活用して執筆
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メンターの見つけ方 社内外で相談相手を探す方法と最初の頼み方

この記事でわかること

  • メンターは評価をしない「斜め」の相談相手。1人に全部を求めなくてよい。
  • 社内は制度と他部署の先輩から。いなければ研修や地域のネットワークへ。
  • 最初の連絡は、聞きたいことを1つに絞って30分だけ頼む。
対象新人・若手

身近に目標になる先輩がいなくても、メンターは探せます。社内なら制度の有無を人事に聞き、他部署の少し上の先輩に当たる。社内にいなければ、研修や地域のネットワークといった社外の場に広げる。この順番なら、今の職場に合う人がいなくても動き出せます。

最初の連絡で「メンターになってください」と頼む必要はありません。聞きたいことを1つに絞って、30分だけお願いするところから始めましょう。

メンターは、評価をしない「斜め」の相談相手

カフェの小さなテーブルで、紺色のジャケットの女性がノートにメモを取りながら、ピンクのブラウスの女性の話を聞いている。
聞きたいことを1つ持って、少し上の先輩に話を聞くイラスト: 編集部が画像生成AIで作成したイメージ(YOBITSUGI AI・OpenAI gpt-image-2.5-sunburst)

厚生労働省の委託事業でまとめたマニュアルによると、メンターは経験豊かな先輩で、双方向の対話で、キャリアの課題や悩みの解消を支える人です。指示や命令、評価をする直属の上司とは違い、基本は異なる職場の先輩が担います。管理職から数年上の先輩まで、目的によって変わります。この距離感を、マニュアルは「斜めからの支援」と呼びます。答えを決めてくれる人ではなく、本人が決めて動けるように支える役割です。1

似た言葉のロールモデルは、自分がモデルにしたい人のこと。同じマニュアルによると、1人とは限らず、発想の豊かな人、交渉の上手な人など、複数の人をモデルにできます。1

だから、仕事も両立も人柄も全部そろった1人を探さなくてかまいません。管理職になるか迷っているなら昇進したばかりの人に、異動を考えているならその部署の人に。聞きたいことごとに相手を変えれば、候補はずっと増えるはずです。

まず、迷っていることを1行で書いてみてください。「来年の昇進の打診を受けるか迷っている」くらいで十分です。この1行が、探す場所と最初の連絡の中身を決めます。

社内では、制度と他部署の先輩から当たる

最初に見たいのは社内の制度です。人事に、メンター制度やロールモデルの紹介、女性のネットワークがあるかを聞いてみましょう。制度があれば、組み合わせを会社が考えてくれます。マニュアルでは、対話は原則として就業時間内に行い、話した内容を口外しない守秘のルールを置くことが、基本の決まりとして挙がっています。1回の時間は30分から2時間程度、頻度は月1回以上や2か月に1回などが例です。1

でも、制度がなくてもあきらめなくて大丈夫。社内報や研修の講師、全社の会議で話していた人の中に、気になる人はいないでしょうか。直接の接点がなければ、上司や同期に「この方に話を聞いてみたい」と紹介を頼む手もあります。

上司にはひと言伝えておくと動きやすくなります。マニュアルも、メンターと話す人に向けて、自分の業務に支障が出ないようにすることと、直属の上司との会話をおろそかにしないことを挙げました。1上司に話しにくい相談なら、話す範囲は自分で決めてかまいません。1on1での切り出し方は1on1で上司に話すことで確認できます。

身近にいなければ、社内の斜めから社外へ広げる、という図。順番は編集部の整理、根拠は厚生労働省の委託事業のマニュアルなど。まず社内で、メンター制度やロールモデル紹介があるかを人事に聞く。他部署の先輩は、評価をしない、数年上から管理職までの人。いなければ社外で、自治体の女性活躍セミナーや男女共同参画センターなどの研修と地域のネットワーク。国の無料のキャリア相談は、在職中でも予約して対面かオンラインで。気をつけたい誘いは、交流会や面接のはずが高額な講座の勧誘だった相談があること。その場で契約しない。まとめ、全部そろった1人を探さず、聞きたいことごとに相手を変えてよい。
メンターを探す順番と、社外で気をつけたい誘い作成: 編集部 / 出典: 厚生労働省、国民生活センター

社内にいなければ、社外の場に広げる

女性が少ない職場や小さな会社では、社内で探しきれないこともあります。マニュアルも、社内にロールモデルがいない場合は、社外の研修会や地域のネットワークを活用する方法を示しました。1

探しやすいのは、住んでいる地域や職場のある地域の場です。マニュアルには、自治体が主催する女性活躍のセミナーや、地域のネットワークの事例もあります。1都道府県や政令指定都市の男女共同参画センターは、内閣府の一覧で調べられます。2京都の事例のように申し込みが企業経由中心の研修もあるので、気になるものを見つけたら人事に相談してみましょう。1

もう1つの入り口が、国の無料のキャリア相談です。キャリアコンサルタントはメンターとは違いますが、自分が何に迷っているのかを整理する相手になります。在職中でも、予約して対面かオンラインで受けられます。3夜や週末の枠はキャリア相談を無料で受ける方法で確認できます。

前の職場の先輩や、資格の勉強会で知り合った人に声をかけるのもよい方法です。同じ会社でない分、評価を気にせず話しやすいでしょう。ただ、社外の人には自社の機密や同僚の個人情報を話さないようにします。

「交流会」「無料相談」の誘いには気をつける

社外で探すときに気をつけたいのが、相談や交流をうたった勧誘です。国民生活センターが2026年9月に出した注意喚起には、「副業の紹介」「面接」「交流会」などと説明されていたのに、実際には高額なビジネス講座を勧められた相談が並びます。月額で説明されても、総額が数十万円から100万円を超える例もありました。4

2025年度の相談では、女性が63.1%、給与生活者が60.5%を占めています。4スキルアップに前向きな人ほど、ひとごとではありません。

「今日契約すれば特典がある」と急かされても、その場で決めずに持ち帰りましょう。話が違うと感じたら、きっぱり断ってかまいません。不安なときや契約してしまったときは、消費者ホットライン188で最寄りの消費生活センターに相談できます。4

最初の連絡は、質問1つと30分だけ

相手が忙しい人ほど、何を聞かれるのか、どれくらい時間を取られるのかが分かると返事をしやすくなります。入れたいのは、その人に頼む理由、聞きたいこと、時間、断りやすくする一言の4つです。

最初の連絡に入れる4つと、話したあとの2つの図。中身は編集部の例。最初の連絡に入れるのは、理由(その人の経験のどこを聞きたいか)、質問(迷っていることを1つに絞る)、時間(30分ほど、都合のよい日を相手に合わせて)、配慮(難しければ遠慮なく、と添える)。話したあとは、当日にお礼と試してみることを1行で送り、後日に試した結果を伝えて、続けて話したいか考える。まとめ、最初からメンターにと頼まなくてよい。
相談相手への最初の連絡に入れることと、話したあとにすること(編集部の例)作成: 編集部 / 出典: ベンチャー・スピリット!編集部

話したあとは、その日のうちにお礼と、試してみることを1行送ります。後日、試した結果を伝えると、相手も次に話しやすくなるでしょう。続けて話したいと思ったら、そこで初めて「また相談してもいいですか」と聞けば十分です。

会うと決まったら、話したいことを3つほどメモしておきましょう。マニュアルでも、最初の段階では、どんなことを話したいのか、どうなりたいのかを伝え合い、頻度や方法も確認するとしています。オンラインなら、周りに聞かれない場所を選び、終わりの時間も決めておくと話しやすくなります。1

合わないと感じることもあります。社内の制度でさえ、しっくりこないときはお互い遠慮なく伝えると、最初に決めておくのがマニュアルの勧めです。11人目で決めなくてかまいません。

メンターを探す手順

  1. 迷っていることを1行で書く。
  2. 人事に、メンター制度やロールモデルの紹介があるか聞く。
  3. 他部署や社内報、研修で気になった人を3人挙げる。
  4. 社内にいなければ、地域のセミナーやネットワーク、国の無料相談を調べる。
  5. 1人に、質問1つと30分のお願いを送る。
  6. 話した日にお礼を送り、試した結果をあとで伝える。

自分の強みや経験を先に整理しておくと、話が具体的になります。整理のしかたはキャリアの棚卸しで確認できます。

注

  1. 厚生労働省委託事業「女性社員の活躍を推進するためのメンター制度導入・ロールモデル紹介・地域ネットワークへの参加 マニュアル・事例集」(令和5年度) ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9

  2. 内閣府男女共同参画局「男女共同参画のための総合的な施設(都道府県一覧)」 ↩

  3. 厚生労働省 キャリア形成・リスキリング推進事業「個人向け支援」 ↩

  4. 国民生活センター「ビジネス講座のトラブルにご注意」(2026年9月16日) ↩ ↩2 ↩3

出典・参考

この記事は、人が監修しながらAIを活用して執筆しました。執筆と監修は佐々木 航が担当し、公開した後も人が内容を確認しています。

執筆・監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

記事の中身の責任は編集部(執筆・監修者)が負い、AIは調べものと下書きの道具として使っています。くわしくはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら更新日を改め、記事の最後に何を直したかを書きます。

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