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社労士の勉強時間と試験の日程 働きながら受ける人の1年の計画の立て方

社労士試験は8月の1日で、8科目すべてに合格の基準点があります。人事や労務の仕事に資格を足したい人向けに、第58回の合格率と日程、資格学校が示す勉強時間の幅、始める月ごとの週の時間、1年の計画の組み方を順に追えます。

公開 更新 約4分執筆・監修:佐々木 航人が監修しながらAIを活用して執筆
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社労士の勉強時間と試験の日程 働きながら受ける人の1年の計画の立て方

この記事でわかること

  • 第58回は8月23日に実施。合格率は9.3%で、合格者の41.3%が女性
  • 勉強時間の公式な目安はなく、資格学校の案内で600〜1,000時間の幅
  • 800時間なら11月開始で週約20時間。1月開始だと週約24時間
対象労務人事実務

社労士試験は年に1回、8月の日曜日に1日で終わります。第58回の合格率は9.3%でした1。勉強時間の目安は資格学校の案内で600〜1,000時間と幅があり、800時間を働きながら積むなら、11月に始めて週に約20時間です(編集部の計算)。平日に1.5時間、土日に6時間ずつ。そう聞くと重く感じるかもしれませんが、始める月を決めれば、毎週の形は自分で組み立てられます。

第58回の日程と結果

第58回は、8月23日(日)に全国19都道府県の会場で実施されました。申込みは4月13日から5月31日まで、合格発表は10月1日です12。申込みの期間は、毎年4月中旬の官報公示から5月31日までと決まっています3。

受験者は42,510人で、合格者は3,961人。前の年の合格率は5.5%だったので、年による差はかなりあります1。ただ、難しさの差は合格基準の補正でならされるので、数字だけで年の当たり外れを読むのは難しいところです。合格者を見ると、女性が41.3%、30代が31.4%、会社員が61.9%でした。働きながら挑む人が、珍しくない試験です。

次の第59回の日程は、11月5日の時点では試験センターのサイトに載っていません。この記事の計算では、仮に2027年8月22日(日)の実施として逆算しました(編集部の仮定)。公示が出たら日付を入れ直してください。

試験は1日で、全科目に基準点がある

午前は選択式で80分、午後は択一式で210分です2。科目は、労働基準法と労働安全衛生法、労災保険法、雇用保険法、労務管理などの一般常識、社会保険の一般常識、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法の8つに分かれます3。

注意したいのは、総得点だけでは受からないことです。第58回の基準は、選択式が総得点25点以上で各科目3点以上(雇用保険法は2点以上)、択一式が総得点47点以上で各科目4点以上でした1。基準は難しさに応じて毎年補正されます。得意な科目で稼いでも、苦手な1科目が足りなければ不合格なので、捨てる科目は作れません。

勉強時間は、公式の目安がない

試験センターは、勉強時間の目安を示していません。資格学校の案内では、ユーキャンが700〜1,000時間4、アガルートが600〜1,000時間で、独学なら800〜1,000時間5としています。資格学校の見解なので、幅のある目安として見ておきましょう。

週の時間は、目標の時間を試験までの週数で割れば出ます。800時間なら、11月9日に始めて週約19.6時間、12月7日なら約21.7時間、1月4日なら約24.3時間です(編集部の計算)。1か月遅れるごとに、週に2〜3時間ずつ増えていきます。

社労士試験まで週に何時間かの表(編集部の計算)。試験日は2027年8月22日(日)と仮定し、時間の幅は資格学校の案内にある目安。11月9日に始めると41週で、700時間なら週17.1時間、800時間なら19.6時間、1,000時間なら24.5時間。12月7日に始めると37週で、19.0時間、21.7時間、27.1時間。1月4日に始めると33週で、21.3時間、24.3時間、30.4時間。週19.5時間の組み方の例は、平日に1.5時間ずつと土日に6時間ずつ。1か月遅れると週に2〜3時間ずつ増える。
目標の時間と始める週ごとの、週あたりの勉強時間(編集部の計算)作成: 編集部 / 出典: 編集部の計算

人事や労務の仕事をしている人は、労働基準法や社会保険の手続きが実務と重なるので、最初の科目は入りやすいはずです。でも、年金の2科目は仕事で触れない人も多いでしょう。時間を多めに取っておくと後で慌てません(編集部の見立て)。

1年の計画は、8月から逆算する

組み方の例です(編集部の例)。前半に労働の科目、後半に社会保険の科目を置き、5月からは法改正と過去問に寄せます。試験は、その年の4月10日時点で施行されている法令で解くものでした2。古い教材のままだと、改正点を取りこぼします。

社労士試験の1年の計画の例。11月に始める人の例で、全科目に基準点があるので捨てない。11月から1月は労働の科目で、労働基準法と労働安全衛生法、労災保険法、雇用保険法。2月から4月は社会保険の科目で、健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法。4月中旬から5月31日は申込みで、官報公示のあと、受験資格の証明書を先に用意する。5月から6月は一般常識と法改正で、労務管理と社会保険の一般常識、その年の4月10日時点の法令に合わせる。6月から7月は過去問と模試で、科目ごとの点を見て基準に届かない科目へ時間を回す。8月は試験で、午前は選択式80分、午後は択一式210分、第58回は8月23日。10月は合格発表で、第58回は10月1日、登録には実務経験か講習が要る。繁忙期の週は減るものとして、余白を置いておく。
11月に始める人の1年の計画の例(編集部の例)作成: 編集部 / 出典: 厚生労働省・試験センター

忘れたくない日付が1つあります。申込みは5月31日までで、受験資格を示す証明書が要ります2。卒業証明書などの取り寄せは、繁忙期の前の4月までに済ませておきましょう。受験資格は、学歴、実務経験、厚生労働大臣が認めた国家試験の合格のどれか1つです6。

平日の時間は、朝や通勤に分けると積みやすくなります。決算や年末調整の時期は週の時間が落ちるものとして、最初から余白を置いておくと、遅れても気持ちが折れません(編集部の見立て)。資格全体の難しさを比べたい人は、事務職の資格を合格率で比べる 簿記、FP、宅建など8つと選び方も参考になります。

朝のキッチンのテーブルで、ローズ色の羽織の女性が、付箋を貼った厚い本を読んでいる。
朝の時間に分けると、平日でも積みやすいイラスト: 編集部が画像生成AIで作成したイメージ(YOBITSUGI AI・OpenAI gpt-image-2.5-sunburst)

始める前に確認すること

  1. 受験資格があるか。学歴、実務経験、国家試験の合格のどれか
  2. 受験資格の証明書を、どこから取り寄せるか
  3. 目標の時間を何時間にするか。独学か、講座を使うか
  4. 試験までの週数で割って、週に何時間になるか
  5. 平日と土日に、その時間をどう分けるか
  6. 繁忙期の週をどう減らし、どこで取り戻すか
  7. 4月中旬の官報公示と、5月31日の申込みの締め切りを予定に入れる

この記事の内容は、2026年11月5日時点の厚生労働省と試験センターの資料にもとづいています。勉強時間と計画の例は目安で、合格を約束するものではありません。第59回の日程と基準は、公示を確認してください。

注

  1. 厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の合格者発表」(令和8年10月1日)、「第58回社会保険労務士試験の合格基準及び正答」 ↩ ↩2 ↩3 ↩4

  2. 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「第58回社会保険労務士試験 受験案内」 ↩ ↩2 ↩3 ↩4

  3. 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「社会保険労務士試験の概要」 ↩ ↩2

  4. ユーキャンのコラム(2026年2月更新)。資格学校の見解 ↩

  5. アガルートアカデミーのコラム。資格学校の見解 ↩

  6. 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「受験資格」 ↩

よくある質問

Q受験資格はだれにでもありますか?

A学歴、実務経験、厚生労働大臣が認めた国家試験の合格のどれか1つが必要です。大学や短大の卒業のほか、大学で62単位以上を修得した人も対象です。実務経験には、健康保険組合などの従業員として事務に通算3年以上就いた場合などがあります。申込みの前に試験センターのページで確認し、証明書を用意します。

Q合格したら、すぐ社労士と名乗れますか?

A名乗るには全国社会保険労務士会連合会の名簿への登録が必要です。登録には、労働社会保険諸法令の事務に2年以上就いた経験か、厚生労働大臣が指定した講習の修了が求められます。

Q受験料はいくらですか?

A受験手数料は15,000円です。第58回では、払い込みの手数料がインターネット申込みで418円かかりました。郵送申込みは払い込みの手数料203円のほか、簡易書留料金350円と郵便料金が別にかかります。

出典・参考

この記事は、人が監修しながらAIを活用して執筆しました。執筆と監修は佐々木 航が担当し、公開した後も人が内容を確認しています。

執筆・監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

記事の中身の責任は編集部(執筆・監修者)が負い、AIは調べものと下書きの道具として使っています。くわしくはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら更新日を改め、記事の最後に何を直したかを書きます。

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