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離職率の平均 業種別・年代別のデータと入職率との差 令和7年雇用動向調査

厚生労働省「雇用動向調査」の令和7年(2025年)の結果では、離職率の平均は13.7%、入職率は14.7%でした。10年の推移と産業別・年齢別・離職理由別の数字を図と表で比べ、自社の離職率の計算のしかたと、国の資料にある定着の取り組みをまとめます。

公開 約13分ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆チェック済み
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離職率の平均 業種別・年代別のデータと入職率との差 令和7年雇用動向調査

この記事でわかること

  • 令和7年の離職率は13.7%、入職率は14.7%で、入職が1.0ポイント上回りました。離職率は前年より0.5ポイント下がっています
  • 産業別の離職率は宿泊業,飲食サービス業の23.7%が最も高く、金融業,保険業の6.6%が最も低く、差は17.1ポイントです
  • 自社と比べるときは、1年間の離職者数を1月1日現在の常用労働者数で割り、同じ範囲の統計の数字と並べます
対象人事労務実務

「うちの離職率は高いのか、低いのか」。人事や労務の担当者が経営層に聞かれたとき、物差しになるのが厚生労働省「雇用動向調査」の離職率です。

厚生労働省は2026年8月31日に、令和7(2025)年の調査結果を公表しました。この記事では、離職率の平均と入職率との差、産業別・年齢別・離職理由別の数字を整理し、自社の離職率の計算のしかたと、国の資料にある定着の取り組みをまとめます。

雇用動向調査とは 離職率の決まり

雇用動向調査は、会社や事業所にどれだけの人が入り、どれだけの人が辞めたかを調べる、厚生労働省の統計調査です。上半期と下半期の年2回行い、年計としてまとめて公表します。

この記事の数字は、断りのない限り、令和7年調査(2025年1月から12月)のものです。

項目 令和7年調査
対象の産業 日本標準産業分類の16大産業(鉱業から、サービス業〔他に分類されないもの〕まで)
対象の事業所 常用労働者5人以上の事業所から無作為に抽出した約15,000事業所
回答 調査対象14,840事業所、平均有効回答率60.9%
対象の人 常用労働者(期間を定めずに雇われている人と、1か月以上の期間を定めて雇われている人。パートタイム労働者を含む)
公表 2026年8月31日

用語の決まりは、次のとおりです。自社の数字を出すときも、ここにそろえます。

調査は事業所に尋ねる標本調査なので、数字は年ごとに多少動きます。また、「1月1日現在」の人数は、前年12月末日の状況です。

入職率と離職率の推移 2025年は離職率13.7%

厚生労働省「雇用動向調査」で、常用労働者の入職率と離職率を2016年から2025年まで横棒で並べた図。2025年は入職14.7%・離職13.7%で入職超過1.0ポイント、2024年は14.8%と14.2%、2023年は16.4%と15.4%、2022年は15.2%と15.0%、2021年は14.0%と13.9%、2020年は13.9%と14.2%で離職超過(−0.3ポイント)、2019年は16.7%と15.6%、2018年は15.4%と14.6%、2017年は16.0%と14.9%、2016年は15.9%と15.0%。下の欄に、2025年の一般労働者・パートタイム労働者・男女別の内訳、読み方のポイント、離職率の決まり(分子は1年間の離職者数、分母は1月1日現在の常用労働者数、対象は5人以上の事業所)をまとめている。
入職率と離職率の推移(2016〜2025年・雇用動向調査)作成: 編集部 / もとの資料: 厚生労働省「雇用動向調査」

2025年1年間の入職者は7,526.8千人、離職者は7,052.6千人で、入職者が474.2千人多くなりました。1月1日現在の常用労働者数51,337.6千人に対する割合は、入職率が14.7%、離職率が13.7%です。入職率より離職率が1.0ポイント低く、入職超過率は1.0ポイントでした。

前年と比べると、入職率は0.1ポイント、離職率は0.5ポイント下がり、入職超過率は0.4ポイント広がりました。

年 入職率 離職率 入職超過率
2025年(令和7年) 14.7% 13.7% 1.0ポイント
2024年(令和6年) 14.8% 14.2% 0.6ポイント
2023年(令和5年) 16.4% 15.4% 1.0ポイント
2022年(令和4年) 15.2% 15.0% 0.2ポイント
2021年(令和3年) 14.0% 13.9% 0.1ポイント
2020年(令和2年) 13.9% 14.2% −0.3ポイント
2019年(令和元年) 16.7% 15.6% 1.1ポイント
2018年(平成30年) 15.4% 14.6% 0.8ポイント
2017年(平成29年) 16.0% 14.9% 1.1ポイント
2016年(平成28年) 15.9% 15.0% 0.9ポイント

出典: 厚生労働省「雇用動向調査結果の概況」各年(令和7年調査の図1-1)。入職超過率は編集部が入職率と離職率の差として計算しました。

10年の中で、離職率が入職率を上回ったのは2020年だけです。2025年の13.7%は、この10年の離職率で最も低い値でした。

就業形態別では、次のとおりです。男性は入職率13.4%・離職率12.5%、女性は16.1%と15.1%でした。

区分 入職率 離職率 入職超過率
常用労働者計 14.7% 13.7% 1.0ポイント
一般労働者 12.0% 11.4% 0.6ポイント
パートタイム労働者 21.7% 19.9% 1.8ポイント

出典: 令和7年雇用動向調査 表1。

パートタイム労働者の離職率は、一般労働者の約1.7倍です。パートが多い会社や業種は、全体の離職率が高く出やすくなります。

産業別の離職率 最も高い業種と低い業種で17.1ポイントの差

令和7年雇用動向調査の16大産業と産業計の離職率と入職率を、離職率の高い順に2本の横棒で並べた図。産業計は離職13.7%・入職14.7%。宿泊業,飲食サービス業が離職23.7%・入職27.8%で最も高く、サービス業(他に分類されないもの)21.2%、生活関連サービス業,娯楽業20.1%、教育,学習支援業15.1%、医療,福祉14.3%、不動産業,物品賃貸業12.1%、卸売業,小売業11.9%、学術研究,専門・技術サービス業11.7%、情報通信業10.4%、鉱業,採石業,砂利採取業10.2%、製造業9.8%、運輸業,郵便業9.0%、電気・ガス・熱供給・水道業8.8%、建設業8.7%、複合サービス事業8.6%、金融業,保険業6.6%で最も低い。各産業に一般労働者とパートタイム労働者の離職率を添え、下の欄に、最も高い業種と低い業種の差17.1ポイント、入職超過率、パートの割合の違い、1年で大きく動く業種をまとめている。
産業別の離職率と入職率(2025年・16大産業)作成: 編集部 / もとの資料: 厚生労働省「令和7年雇用動向調査」

離職率が最も高いのは宿泊業,飲食サービス業の23.7%で、サービス業(他に分類されないもの)の21.2%、生活関連サービス業,娯楽業の20.1%が続きます。最も低いのは金融業,保険業の6.6%です。最も高い業種と低い業種の差は17.1ポイントです。

入職超過率が大きいのは宿泊業,飲食サービス業(4.1ポイント)と情報通信業(3.2ポイント)でした。離職が入職を上回ったのは、複合サービス事業(−2.3ポイント)と製造業(−0.2ポイント)です。

産業 入職率 離職率 入職超過率 一般の離職率 パートの離職率 前年の離職率
宿泊業,飲食サービス業 27.8% 23.7% 4.1 21.5% 25.0% 25.1%
サービス業(他に分類されないもの) 21.8% 21.2% 0.6 20.3% 23.8% 20.3%
生活関連サービス業,娯楽業 21.3% 20.1% 1.2 16.1% 25.1% 19.0%
教育,学習支援業 15.5% 15.1% 0.4 9.8% 26.6% 13.1%
医療,福祉 14.5% 14.3% 0.2 13.6% 15.9% 13.8%
不動産業,物品賃貸業 14.4% 12.1% 2.3 10.5% 19.6% 13.5%
卸売業,小売業 12.6% 11.9% 0.7 8.5% 17.6% 15.1%
学術研究,専門・技術サービス業 12.9% 11.7% 1.2 10.0% 26.7% 11.1%
情報通信業 13.6% 10.4% 3.2 10.0% 21.9% 10.2%
鉱業,採石業,砂利採取業 10.5% 10.2% 0.3 9.8% 19.0% 9.1%
製造業 9.6% 9.8% −0.2 9.2% 14.2% 9.6%
運輸業,郵便業 9.6% 9.0% 0.6 8.1% 12.2% 10.2%
電気・ガス・熱供給・水道業 9.3% 8.8% 0.5 8.0% 19.6% 8.8%
建設業 10.4% 8.7% 1.7 7.9% 19.3% 10.0%
複合サービス事業 6.3% 8.6% −2.3 7.7% 12.6% 7.8%
金融業,保険業 8.7% 6.6% 2.1 6.3% 10.6% 8.0%
産業計 14.7% 13.7% 1.0 11.4% 19.9% 14.2%

出典: 令和7年雇用動向調査 表4-2、付属統計表2-2(前年の離職率は令和6年の値)。入職超過率の単位はポイントです。離職率の高い順に並べました。

読むときの注意が2つあります。

1つ目は、パートタイム労働者の割合です。宿泊業,飲食サービス業は、1月1日現在の常用労働者4,396.0千人のうち2,795.0千人(63.6%)がパートです。金融業,保険業は1,392.5千人のうち92.3千人(6.6%)でした。業種の差の一部は、パートの割合の差です。一般労働者だけで見ると、宿泊業,飲食サービス業は21.5%、金融業,保険業は6.3%です。

2つ目は、1年で大きく動く業種があることです。卸売業,小売業は2024年の15.1%から2025年は11.9%に、教育,学習支援業は13.1%から15.1%に変わりました。社内の資料には、2〜3年分を並べると説明がぶれにくくなります。

年齢別の離職率 若い年代と60歳以上で高い

令和7年雇用動向調査の年齢階級別の離職率を、男性と女性の2本の横棒で並べた図。男女計は19歳以下33.3%(入職率72.1%)、20〜24歳25.1%、25〜29歳17.7%、30〜34歳14.6%、35〜39歳10.4%、40〜44歳9.9%、45〜49歳8.2%、50〜54歳8.0%で最も低く、55〜59歳9.1%、60〜64歳17.1%、65歳以上18.5%。59歳までは女性が男性より高く、60歳以上は男性が高い。下の欄に、離職理由(60〜64歳の男性は離職者の37.1%が定年など)と、年齢階級別は分母が6月末日現在の常用労働者数で全体の数字と違うことをまとめている。
年齢階級別・男女別の離職率(2025年・入職率つき)作成: 編集部 / もとの資料: 厚生労働省「令和7年雇用動向調査」

年齢階級別の離職率は、19歳以下の33.3%が最も高く、20〜24歳が25.1%、25〜29歳が17.7%と、年齢が上がるほど下がります。最も低いのは50〜54歳の8.0%で、60〜64歳(17.1%)と65歳以上(18.5%)で再び上がります。

年齢階級 入職率 離職率(男女計) 男性 女性
19歳以下 72.1% 33.3% 32.0% 34.5%
20〜24歳 38.6% 25.1% 24.6% 25.5%
25〜29歳 19.1% 17.7% 16.4% 19.1%
30〜34歳 14.4% 14.6% 13.2% 16.2%
35〜39歳 10.5% 10.4% 8.4% 12.7%
40〜44歳 10.6% 9.9% 7.6% 12.5%
45〜49歳 9.3% 8.2% 6.1% 10.5%
50〜54歳 7.7% 8.0% 6.3% 9.9%
55〜59歳 7.8% 9.1% 8.1% 10.1%
60〜64歳 11.7% 17.1% 19.1% 14.8%
65歳以上 10.0% 18.5% 19.8% 17.2%

出典: 令和7年雇用動向調査 第3表・第6-1表・第40表(e-Stat)から編集部が計算。分母は6月末日現在の常用労働者数です。

59歳までは、すべての年齢階級で女性の離職率が男性を上回ります。差が最も大きいのは40〜44歳で、女性12.5%、男性7.6%です。60歳以上では、男性が女性を上回ります。

離職率が入職率を上回るのは、30〜34歳と、50歳以上のすべての階級です。若い年代は、辞める人も多い一方で、入る人はそれ以上に多くなっています。

離職の理由 公式の表で分かる範囲

雇用動向調査の離職理由は、離職者がいた事業所が回答したものです。離職者本人の言葉ではない点に注意してください。

2025年の離職率13.7%を理由別に分けると、次のとおりです。

離職理由 男女計 男性 女性
離職率 計 13.7% 12.5% 15.1%
個人的理由 10.2% 8.8% 11.7%
うち結婚・出産・育児・介護・看護 0.3% 0.1% 0.5%
うちその他の個人的理由 9.9% 8.7% 11.2%
契約期間の満了 1.7% 1.7% 1.8%
事業所側の理由(経営上の都合・出向・出向元への復帰) 0.9% 0.9% 0.8%
定年 0.6% 0.8% 0.4%
死亡・傷病 0.3% 0.2% 0.3%

出典: 令和7年雇用動向調査 付属統計表3-2(離職理由別離職者数 ÷ 1月1日現在の常用労働者数)。「本人の責」は0.0%のため省いています。結婚・出産・育児・介護・看護の欄は、個人的理由から「その他の個人的理由」を引いた値(編集部が計算)です。

離職者全体に占める割合では、個人的理由が74.3%で、そのうち72.0%が「その他の個人的理由」です。この表は、「その他の個人的理由」の中身(給料や人間関係など)までは分けていません。

年齢別にみると、60〜64歳の男性は離職者の37.1%が定年、65歳以上の男性は35.1%が契約期間の満了です。30〜34歳の女性は、離職者の8.7%が出産・育児です(付属統計表3-1)。

中身を知りたいときのために、同じ調査には、転職入職者(前の会社を辞めて入った人)が前職を辞めた理由の表があります。この表は、個人の回答です。

前職を辞めた理由 男性 女性
その他の個人的理由 16.8% 23.8%
定年・契約期間の満了 16.1% 9.8%
労働時間、休日等の労働条件が悪かった 8.5% 12.9%
給料等収入が少なかった 9.9% 8.6%
職場の人間関係が好ましくなかった 8.9% 11.5%
会社の将来が不安だった 6.9% 4.3%

出典: 令和7年雇用動向調査 表5(転職入職者のうち前職雇用者で調査時在籍者。結婚・出産・育児・介護・看護、その他の理由は省略)。

「その他」を除くと、男性は「定年・契約期間の満了」16.1%、「給料等収入が少なかった」9.9%の順に、女性は「労働条件が悪かった」12.9%、「人間関係が好ましくなかった」11.5%の順に多くなります。辞めた人全体ではなく、転職した人の回答です。

自社の離職率を計算して比べる手順

統計と並べるときは、計算の範囲を調査にそろえます。

  1. 期間を決める。調査は1月から12月の1年間です。自社は暦年にするか、年度にするかを決め、資料に書きます。
  2. 離職者を数える。期間中に退職した人と解雇した人を数えます。定年退職と契約期間の満了も入ります。同じ会社の別の事業所への異動は入れません。
  3. 分母を出す。期間の最初の日(1月1日なら前年12月末日)の常用労働者数です。パートタイム労働者と、1か月以上の期間を定めた社員を含めます。
  4. 割る。離職者数 ÷ 期首の常用労働者数 × 100で、離職率を出します。
  5. 入職率も同じ形で出し、差(入職超過率)を見る。
  6. 同じ産業の数字と並べる。一般労働者とパートタイム労働者の両方で出して、同じ区分の数字と比べます。

よくあるずれは、分母を期末の人数にすること(期首120人、期末130人なら、130でなく120で割ります)と、一般労働者だけの数字を産業計と比べることです。一般は一般の11.4%、全体は全体の13.7%と比べます。

雇用動向調査の離職率は、「入社から3年以内に辞めた人の割合」とは別の数字です。厚生労働省は、新規学卒者の離職状況を、雇用保険の記録から別に集計し、「就職後3年以内離職率」として公表しています(新規大卒なら、3月に就職した人のうち、3年以内に離職した人の割合)。新卒の定着を見るときは、こちらの統計と並べます。

定着を進める取り組み 厚生労働省の資料にあること

厚生労働省は、人材確保には「魅力ある職場づくり」で、採用と定着を向上させることが大切だとしています。魅力ある職場とは、従業員から見て「働きがい」と「働きやすさ」を感じられる職場のことです。これを、事業所の特性に合わせて、人材マネジメントの面から進めることを「雇用管理改善」と呼んでいます。

相談と情報の窓口は、次のとおりです。

  • 雇用管理改善等コンサルタント: 人事管理制度、賃金体系、教育訓練、福利厚生、職場のコミュニケーション管理、業務管理の相談を受けます。各都道府県労働局に置かれています。
  • 働き方改革推進支援センター: 長時間労働の削減や同一労働同一賃金などの相談・コンサルティングを、無料で行います。
  • 働き方・休み方改善ポータルサイト: 自社の働き方・休み方の見直しに役立つ情報を載せています。
  • 若者雇用促進総合サイト: 若者の雇用管理が優良な中小企業(ユースエール認定企業)の取り組みなどを載せています。
  • 助成金: 人材確保等支援助成金(魅力ある職場づくりのための労働環境の向上)、働き方改革推進支援助成金、両立支援等助成金、キャリアアップ助成金などが紹介されています。制度の内容と申請の条件は、年度で変わるため、厚生労働省と労働局の最新のページで確かめてください。

若者の採用・育成に積極的で、雇用管理の状況が優良な中小企業は、厚生労働大臣の「ユースエール認定」を受けられます。認定企業は、ハローワークでの重点的なPRや、認定マークの使用などの支援を受けられます。

同じページには、「若者が定着する職場づくり取組事例集」などの事例集も掲載されています。平成25年度から30年度に作られたものが中心なので、古い制度の内容が含まれる点に注意します。

離職率を下げることだけを目標にすると、辞めたい人を引き留める運用になりかねません。まず離職率の中身(定年・契約期間の満了、個人的理由、事業所側の理由)を分け、避けられる離職がどれくらいあるかを見ます。

有給休暇の取得状況は、有給休暇の取得率 業種別・規模別のデータと平均取得日数 令和7年就労条件総合調査で、業種ごとの給与と残業時間は、業種別の給与と残業時間 毎月勤労統計で比べる2025年の数字と読み方でまとめています。退職が決まった社員への手続きは、退職の手続き 会社側のチェックリスト 保険・離職票・貸与品と期限を使ってください。

今日からできること

  1. 直近1年の自社の離職者数と入職者数を、期首の常用労働者数で割り、離職率・入職率・入職超過率を出す。
  2. 一般労働者とパートタイム労働者に分けて、同じ区分の産業別の数字(上の表)と並べる。
  3. 離職者を、定年・契約期間の満了、個人的理由、事業所側の理由に分け、避けられた可能性のある離職を人事で確かめる。
  4. 退職面談や退職時のアンケートで、辞める理由を聞く項目を決めておく。
  5. 社内の資料には、調査名・調査年・分母の時点・対象の範囲を書き添える。

この記事の数字は、2026年10月20日に厚生労働省の「令和7年雇用動向調査結果の概況」と、e-Statの統計表で確かめたものです。令和8年調査の結果が公表されたら、厚生労働省の「雇用動向調査」のページで最新の数字を確かめてください。

よくある質問

Q離職率の平均は、何パーセントですか。

A厚生労働省「令和7年雇用動向調査」では、2025年1年間の離職率は13.7%でした。前年の14.2%から0.5ポイント下がっています。一般労働者は11.4%、パートタイム労働者は19.9%です。

Q離職率は、どのように計算しますか。

A雇用動向調査は、1年間の離職者数を、その年の1月1日現在の常用労働者数で割り、100を掛けています。1月1日現在の人数は、前年12月末日の人数です。年齢階級別だけは、6月末日現在の常用労働者数で割っています。

Q入職率と離職率の差は、何を表しますか。

A入職率から離職率を引いたものを入職超過率といいます。プラスなら入職が離職を上回り、マイナスなら離職が入職を上回ります。令和7年は1.0ポイントのプラスで、離職が上回ったのは過去10年では2020年だけです。

Q離職率が高いと、会社に問題があるのですか。

A数字だけでは判断できません。パートタイム労働者の割合が高い業種では、離職率が高く出ます。自社の離職率は、同じ業種で、一般労働者とパートタイム労働者に分けて比べます。定年や契約期間の満了による離職も含まれます。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月20日)

執筆

ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の資料・公的な統計などの一次情報を調べて、バックオフィスの仕事・ビジネスマナー・会社のしくみの解説記事と図解を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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