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バックオフィスの国の情報まとめ 2026年10月23日 労災保険の政令案と取適法の勧告

2026年10月22日の昼から23日の昼までの国の発表から、労災保険法の改正に伴う政令案の意見募集、熊本地震の特例コースを加えた雇用保険法施行規則の改正、毎月勤労統計の8月分、王子コンテナーへの取適法の勧告、物流効率化法の省令、消費者物価指数などを期限とあわせて整理しました。

公開 約8分ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆チェック済み
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バックオフィスの国の情報まとめ 2026年10月23日 労災保険の政令案と取適法の勧告

この記事でわかること

  • 厚生労働省は10月22日、労災保険法の改正に伴う政令案の意見募集を始めました。受付は11月23日17時まで、施行は令和9年4月1日の予定です。
  • 公正取引委員会は10月22日、印版などを無償で保管させた王子コンテナーに取適法の前の下請法で勧告しました。同じ日に段ボール業界の団体へ見直しを要請しています。
  • 労災保険法の改正、熊本地震の特例コース、毎月勤労統計の8月分は、それぞれ別の記事で詳しく扱っています。

2026年10月22日の昼から23日の昼までに国が出した発表のうち、総務・人事・労務・法務・経理の担当者が押さえておきたいものをまとめました。前日のまとめで取り上げた個人情報保護委員会の規則改正案や協会けんぽの電子申請の停止などは繰り返さず、バックオフィスの国の情報まとめ 2026年10月22日 個人情報保護の規則改正案と賃上げ調査にあります。

今日の発表

労災保険法の改正に伴う政令案の意見募集(11月23日17時まで)

  • 何が出たか: 厚生労働省は10月22日、労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律(令和8年法律第60号)の施行に伴う関係政令の整備に関する政令案の意見募集を始めました。受付は11月23日(月)17時までで、郵送は必着です。
  • 何が変わるか: 概要の柱は二つです。一つは、社会復帰促進等事業の決定に対する審査請求・再審査請求の対象になる事業を政令で定めること。もう一つは、労災保険給付などを請求できる期間(消滅時効)が5年に延びる疾病を政令で定めることです。
  • 5年になる疾病: 脳血管疾患・心臓疾患、精神疾患、石綿を吸入して起きる疾病で、それぞれ厚生労働省令で定めるものです。船員保険の休業手当金と、労働基準法の災害補償の請求権にも同じ考え方を広げ、割増賃金の率の最低限度を定める政令の題名を「労働基準法施行令」に改める案です。
  • 予定: 公布は令和8年12月、施行は令和9年4月1日です。案から変わる可能性があります。
  • 会社でやること: 概要には、会社に新しい手続を求める内容は書かれていません。労務は、施行までに労災の請求を案内する社内の手順に影響がないかを確かめ、意見を出すかを11月23日までに決めます。問い合わせ先は厚生労働省労働基準局労災管理課(03-3502-6292)です。

改正法の中身(遺族補償年金の夫の要件の撤廃と、時効が5年になる疾病)と会社がすることは、労災保険法の改正で会社がすること 2027年4月施行の遺族年金と時効の見直しにまとめています。

雇用保険法施行規則の改正(10月22日公布)

厚生労働省は、産業雇用安定助成金に令和8年熊本地震災害特例人材確保支援コースを加える省令(令和8年厚生労働省令第149号)を10月22日に公布しました。緊急に定める必要があるため、意見公募はしていません。対象や申請の段取りは雇用保険法施行規則を改正、熊本地震の特例助成金コースを新設で整理しています。

助成率(中小企業4/5・それ以外2/3)、上限(1人1日9,110円)、計画届と支給申請の期限は、熊本地震特例の産業雇用安定助成金 出向の要件・助成額・申請手順と期限で厚生労働省の支給要領とガイドブックから整理しました。

毎月勤労統計調査の2026年8月分確報(10月23日)

厚生労働省が公表した事業所規模5人以上の結果では、現金給与総額は311,563円(前年同月比3.9%増)、パートタイム労働者の時間当たり給与(所定内給与)は1,478円(4.7%増)でした。持家の帰属家賃を除く消費者物価指数で実質化した現金給与総額は、前年同月比1.6%増です。パートの時給を決める場面での使い方は、パートの時給の決め方と相場 毎月勤労統計と最低賃金で自社の水準を確かめるで扱います。

王子コンテナーへの勧告と段ボール業界への要請(10月22日)

  • 何が出たか: 公正取引委員会は10月22日、王子コンテナー株式会社に、改正前の下請法に基づく勧告をしました。下請事業者140名に印版・木型・金型計9,610個を貸し、長期間発注しないのに保管費を負担せず、遅くとも令和6年6月1日から令和7年11月26日まで保管させたことが、不当な経済上の利益の提供要請に当たるとされました。
  • 勧告の内容: 保管費に相当する額のうち、令和8年7月までに127名へ支払った分を除いた額を、公正取引委員会の確認を得て速やかに支払うことです。
  • 業界への要請: 同じ日、公正取引委員会・中小企業庁・経済産業省は全国段ボール工業組合連合会に、リーフレットの周知、会員企業への法令遵守の働きかけ、無償保管の商慣習の見直しを要請しました。この1年で同じ型の勧告は2件です。
  • 対象: 取引先に金型・印版・木型などを貸したまま預けている製造業の会社です。令和8年1月以降の委託には取適法が適用されます。
  • 会社でやること: 預けている型の一覧と、最後に発注した時期を総務・購買で確かめ、保管費を決めて支払う取り決めがあるかを見直します。詳しくは発注のない金型・印版の無償保管は取適法違反ににあります。勧告の記事は公正取引委員会、王子コンテナーに勧告、要請の記事は段ボール業界に印版等の無償保管見直しを要請です。

物流効率化法の省令・基本方針の意見募集の結果(10月21日公布)

前日のまとめで「見つけられていない」とした、物流効率化法の関係の意見募集の結果が国土交通省から出ていました。

  • 省令(関係省令の整備): 意見12件、案の修正なし。
  • 中継輸送の基本方針: 意見16件、案の修正なし。
  • 国土交通大臣の定める基準: 意見4件、案の修正なし。
  • 政令: 意見0件、案の修正なし。
  • いずれも結果の公示日と公布日は10月21日です。荷主の会社に新しい手続が増える内容は、結果の画面からは確かめられていません。

JILPTの調査シリーズNo.270(10月23日)

労働政策研究・研修機構は、無期転換した非正社員と、非正社員から正社員への転換の調査をまとめました。法令の改正ではありません。企業調査の有効回収は3,944社で、有期雇用から無期雇用に転換した人を正社員に転換する仕組みがある企業は、フルタイムで69.5%、パートタイムで56.9%でした。一方、その人を「いずれ正社員として登用する可能性がある」とする企業は、フルタイムで2割強、パートタイムで1割強です。人事は、無期転換後の人の処遇と登用の道筋を点検する材料にできます。

消費者物価指数の2026年9月分(10月23日)

総務省統計局によると、2025年を100として、総合指数は102.2で前年同月比2.1%の上昇です。生鮮食品を除く総合は102.3(2.1%上昇)、生鮮食品とエネルギーを除く総合は102.8(2.4%上昇)でした。経理・人事は、賃上げや取引価格の見直しの参考にします。

労働条件分科会が裁量労働制の論点を議論(10月23日)

第213回労働政策審議会労働条件分科会が10月23日に開かれ、裁量労働制の論点の資料が出ました。7月21日に閣議決定された日本成長戦略が、濫用防止措置を前提に対象の在り方を見直す検討を挙げているためです。資料には「拡充すべき」と「拡充や緩和はすべきでない」の両方の意見が並び、結論は出ていません。裁量労働制を使っている会社の今の運用は、この資料では変わりません。

台風30号による沖縄の窓口の閉鎖(10月23日)

日本年金機構は、平良年金事務所と石垣年金事務所を10月23日8時30分から閉鎖しています。再開は機構のホームページで知らせるとしています。法務省の業務支障情報では、福岡出入国在留管理局那覇支局の石垣港出張所と宮古島出張所も10月23日朝から閉庁で、再開は未定です。沖縄に事業所や外国人の従業員がいる会社は、期限のある届出や在留の手続を、再開後の窓口で確かめます。年金の加入の問い合わせは、事業所向けのねんきん加入者ダイヤル(0570-007-123)が受け付けています。

国の発表6区画の一覧。労災保険法の政令案(厚生労働省・10月22日): 意見は11月23日17時まで、審査請求の対象事業と請求期間が5年になる疾病(脳・心臓疾患、精神疾患、石綿による疾病)を政令で定める、公布は令和8年12月、施行は令和9年4月1日の予定。取適法の勧告と要請(公正取引委員会ほか・10月22日): 王子コンテナーが下請事業者140名に印版等9,610個を令和6年6月1日から令和7年11月26日まで無償で保管させた、保管費相当額の支払いを勧告、全国段ボール工業組合連合会に要請。物流効率化法の意見募集の結果: 省令12件、基本方針16件、基準4件、政令0件、いずれも修正なし。賃金と物価の統計: 現金給与総額311,563円(3.9%増)、パートの時間当たり給与1,478円(4.7%増)、消費者物価指数の総合102.2(2.1%上昇)。人事・労務の動き: 雇用保険法施行規則の改正、JILPT調査、労働条件分科会の裁量労働制。台風30号: 平良・石垣の年金事務所と石垣港・宮古島の出入国在留管理の出張所が閉鎖、再開は未定。
2026年10月23日に押さえたい国の発表を、出したところごとに並べた一覧作成: 編集部 / もとの資料: 厚生労働省・公正取引委員会・国土交通省・総務省統計局・JILPT・日本年金機構・法務省の発表

今日の一覧

発表 出したところ 主に見る部門 期限・日付
労災保険法改正に伴う政令案 厚生労働省 労務・人事 意見は11月23日17時まで・公布は令和8年12月・施行は令和9年4月1日の予定
雇用保険法施行規則の改正 厚生労働省 人事・労務 10月22日公布
毎月勤労統計 8月分確報 厚生労働省 人事・労務・経理 10月23日公表・期限なし
王子コンテナーへの勧告・段ボール業界への要請 公正取引委員会ほか 総務・法務 10月22日・令和8年1月以降の委託は取適法
物流効率化法の意見募集の結果 国土交通省 総務(物流の発注) 10月21日公布
調査シリーズNo.270 JILPT 人事 10月23日公表・期限なし
消費者物価指数 9月分 総務省統計局 経理・人事 10月23日公表・期限なし
労働条件分科会の裁量労働制の論点 厚生労働省 人事・労務 結論は出ていない
台風30号による窓口の閉鎖 日本年金機構・法務省 労務・人事 10月23日から閉鎖・再開は未定

部門の分け方は編集部の目安です。

9件の発表と部門の対応表。労災保険法の政令案は人事・労務が主、法務が参考、意見は11月23日17時まで。雇用保険法施行規則の改正は人事・労務が主、経理が参考。毎月勤労統計8月分は人事・労務が主、経理が参考。王子コンテナーへの勧告と業界への要請は総務と法務が主。物流効率化法の意見募集の結果は総務が主、法務が参考。JILPT調査は人事・労務が主。消費者物価指数は経理が主、人事・労務が参考。労働条件分科会の裁量労働制は人事・労務が主、法務が参考。台風30号による窓口の閉鎖は人事・労務が主、総務が参考。これからの日付は10月23日、11月23日、令和8年12月、令和9年4月1日。
今日の発表を、主に見る部門と期限・日付で整理した対応表作成: 編集部 / もとの資料: 各省庁・日本年金機構の発表

影響する会社・しない会社

  • 影響する: 労災の請求を案内する労務の担当者。時効が5年に延びる疾病の範囲が決まる政令案です。意見は11月23日17時までです。
  • 影響する: 取引先に金型・印版・木型を預けたままの製造業の会社。無償の保管は取適法の問題になるとの勧告が出ました。
  • 影響する: 沖縄に事業所や外国人の従業員がいる会社。台風30号で年金事務所と出入国在留管理の出張所が閉まっています。
  • 影響しない: 物流効率化法の省令・基本方針は、荷主の会社に新しい手続が増える内容を確かめられていません。案の修正もありませんでした。
  • 影響しない: 裁量労働制の議論は結論が出ておらず、今の運用は変わりません。

会社が今日やること

  1. 労務は、労災保険法の政令案を読み、意見を出すかを11月23日17時までに決めます。
  2. 総務・購買は、取引先に預けている金型・印版・木型の一覧と最後の発注の時期を確かめ、保管費の取り決めがあるかを見直します。
  3. 人事は、熊本地震の特例コースの記事と、毎月勤労統計・JILPTの調査の数字を、助成金の検討や無期転換後の処遇の点検に使います。
  4. 沖縄に拠点や外国人の従業員がいる会社は、年金事務所と出入国在留管理の出張所の再開を確かめてから届出を出します。

この記事は2026年10月23日時点の発表にもとづきます。個別の判断は、社会保険労務士・弁護士や、所轄の年金事務所・都道府県労働局・各省庁の窓口などに確かめてください。

よくある質問

Q労災保険法の政令案の意見は、会社でも出せますか。

A意見募集要領には、個人の場合は氏名・住所などの連絡先を、法人の場合は法人名・所在地を書いて、理由を付けて出すとあります。e-Govの意見提出フォーム、電子メール、郵送のどれでも出せます。受付は11月23日(月)17時までで、郵送は必着です。

Q政令案が決まると、会社の労災の手続はすぐ変わりますか。

A概要には、会社に新しい手続を求める内容は書かれていません。公布は令和8年12月、施行は令和9年4月1日の予定です。時効が5年に延びる疾病の細かい範囲は、厚生労働省令で定められます。

Q取適法の勧告を受けた会社は、どこで取り上げられていますか。

A公正取引委員会の報道発表に、勧告書と、印版を無償で保管させることも取適法違反であることを説明したリーフレットが付いています。発注のない金型や印版の保管費の考え方は、あわせて読む記事にまとめています。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)

執筆

ベンチャー・スピリット!編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の資料・公的な統計などの一次情報を調べて、バックオフィスの仕事・ビジネスマナー・会社のしくみの解説記事と図解を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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